九州大学法学部

2005年度前期 学生による授業評価アンケート

授業科目名
担 当
回答者数
教員所見
実 施
Web公開
法政基礎演習2
原田 大樹
18
2005.7.
05.9.7.

 

集計結果

U 法政基礎演習Uにつ いて全般的なこと
(c)演習希望提出の際の考慮点
設問 件数 構成比
演習の内容 18 85.7%
担当教員 1 4.8%
開講曜日・時間 0 0.0%
その他 2 9.5%
合計 21 100.0%
※具体的
教室割をもとに、だいたいの人数を予想して、少人数のものを選んだ
H.P.を作るなど、先生のやる気を感じたから。
(d)シラバス は読みましたか?
設問 件数 構成比
熟読した 8 44.4%
ある程度読んだ 10 55.6%
あまり読まなかった 0 0.0%
全く読まなかった 0 0.0%
その他 0 0.0%
合計 18 100.0%

(e)選抜方法 (志望理由提出後、教員による選考)は?
設問 件数 構成比
今年度の方法でよい 17 94.4%
抽選等による選抜方法がよい 0 0.0%
その他の方法 1 5.6%
わからない 0 0.0%
合計 18 100.0%
※具体的
成積
(f)2年生対 象のこのようなゼミを続けるべきと思いますか
設問 件数 構成比
ぜひ続けてほしい 17 94.4%
特に必要ない 0 0.0%
わからない 1 5.6%
合計 18 100.0%

(g)ゼミ開講の時期について
設問 件数 構成比
本年度同様、2年前期がよい 16 88.9%
2年後期がよい 1 5.6%
その他の時期がよい 0 0.0%
わからない 1 5.6%
合計 18 100.0%
※理由
2年生になって、皆法律を学ぶことに真剣に取り組むよ うになったと感じるし、後期に本格的に学びはじめる前でちょうど良いと思う。
後期からいよいよ専門科目が始まるにあたって、自分がどの分野を研究していきたいか、選択の指針となるため
ゼミでは個人でしっかり調査・考察する必要があるので、授業的に余裕のある2年前期がよいと思う。
2年後期は箱崎での授業がつまっているので、演習は大変だとおもう。
後期は大変だから。
4月が一番やる気があるから。
法学部を一年間過ごしてきた上で具体的に問題を考えてみることができるから。
教養科目が比較的楽なので、時間のある時にこそ、こういうゼミをした方がいいから。

(h)法政基礎 演習U全般について
憲法の講義の予習・復習(学習全般)と司法試験対策の差が大きく、負担がつらいです。
私は法政基礎演習1(土井正和教授)も法政基礎演習2も、非常に勉強になる良いゼミでした。特に、土井教授のゼミは、今まで受けた授業の中で最も自分が能動的に学習し、考えることが要求される、とても自分の ためにもなり、尚且つ興味がもてて、努力が苦ではないもので、一番受けて良かったと思えるものでした。しかし、私はどうやら幸運のようで、友人の話を聞いていると、「全くためにならなかった」とか「先生の考えのおしつけだった」とかいう感想をもつ人が非常に多いようです。確かに、これらの感想はその人個人の受けとり方によるものがあるとは思うのですが、それでなくともゼミごとの質・レベルの差が目立ちます。完全なる是正は不可能且つ不必要だとは思いますが、ある程度、格差を無くすようにしたほうがよいのではないかと思います。
ゼミの開始を2年後期、民法を1年前期からにしてほしい。
個性的なゼミが多くていいと思う。

V あなたが受講した演習について
※受講してよ かったと思われる点
ゼミの雰囲気がよく、皆活発に発言している点。ゼミの内容が充実していて、毎回学ぶことが多い点。
論文の書き方・レジュメの作り方など、今後必要となりそうな事をすることができてよかったと思う。
行政法、社会保障全般について学習できてよかった。
かなりの努力が要求される点。論文の書き方を詳しく教えていただき、今後の力となった点。先生が非常に熱意あふれる指導をしてくださった点。ゼミ生全員が、熱心に努力していた点。
年金に対する理解がふえた
ゼミ報告の際には、自分の意見を持つことが重要とわかった。
積極的に発言しようと思うようになった点。今まで知らなかったことを学べた点。
資料検策など学生として基本的に必要な情報集収方法を学べた。行政・社会保障など未開拓の分野に自ら取り組むことで行政・社会保障についてもっと学びたいという意欲がわいた。教員がとても熱心で、また私たち により身近な疑問を聞き解決またはフォローをしてくれた。
年金について詳しく知ることができた。「ゼミで発表する」ということに慣れてきた…かも。
教員の知的レベル
先生の説明がていねいで分かりやすかったこと。
年金についてまじめに考えることができた。社会保障についての知識がふえた。
行政法に興味が持てた。3・4年次のゼミの心がまえができた。
自ら進んで発言する機会がもてる。発表、質問など。
年金について詳しくなった。このまま社労士の資格でもとろうかと思った。“調べる”ことの意味を再認識した。(できた。)
年金についてわかるようになった。
今まで受動的だった受け方しかしてこなかったので、今回の演習を通じて能動的姿勢を少しだけ身につけれるようになった点。とにかく楽しい。
行政法・社会保障法についての基礎知識が得られ、今後それらの分野に入りやすくなった。
※改善を要すると思われる点
特にありません。時間が長いこと?
もう少し教科書や基礎について学べればよかったと思う。ゼミの発表の回数を減らしてもよいかと思いました。
もっと少人数でもいいと思う(10人ほど)*現在18 人
人数が多く、内容を深めるのが難しい。
10分前にはじめるなら、10分前におわらせてほしい。「10分前開始は、授業延長で昼休みがみじかくなるのを防ぐため?」と思ってしまう。行政法のテキストをよむ宿題は大変すぎでした。出すなら、もっと かんたんなテキストでおねがいします。
人数多すぎ
ゴールデンウィークに本一冊よむのはきつかったです。
(論文は難しそうかもしれない。)行政法・社会保障 法・年金についての基礎知識が足りないまま始めてしまったこと。
時間配分。濃密な内容は力がつく半面、まだ未熟なため負担が大きすぎる。

(ゼミの進行方法について)
発表者の発表を聞き、皆が意見を述べ、発表者がそれに答えるという形は、皆どんどん意見を述べ発表者もできる限りきちんと答えてくれるので、とても良く機能していると思います。
今のやり方は適切だと思うが、人数が少し少なければ もっと深くできたと思う。
特に問題もなく、スムーズでよかった。
生徒にまかされていて良い。今後のためになると思う。
いいと思います。
よいと思います。
これでいいと思います。
しかいは先生にしてほしい。
自分たちで司会をしてすすめていくのは良いと思う。最 後にきちんと先生のフォローが入るから、問題解決もできるし、良いと思う。
学生主体なので自分で本を読んだりまとめたりすること に責任感をもってとりくめるのでとてもよかったです。
発言しやすくてとても良かった。
よいと思う。
学部生の司会で進行し、みんなが意見を言い合う形式 だったが、司会が学生だったこともあり、気楽に意見を言い合えたので、よかった。
司会者がいてよかった。

(演習形態の授 業について)
発表者又はそれに対して意見を述べる皆の意見を聞き、 意見を交換できるので良いと思います。
講義形態より深くしっかりと勉強できるため、いいことと思う。
とても良い。
私は講義形式よりも能動的に学べて大変勉強になりま す。
一般よりもゼミの方が集中して受けるのでよい。
いいと思います。
講義と比べて主体的に授業に取り組めるのでよい。自分の意見を組み立てる練習になる。
これでいいと思います。
問題ない
自分たちで色々調べてくるから、理解が深まって良いと思う。1日1発言も良いと思う。
ほどよい緊張感で臨めた。
楽しい。
普段の講義とは違って、勉強したという実感が湧くので、良かった。
自学できるからよい。
大講義室の講義形式よりも集中する、眠くならない。話を考えながら聞く気になる(発表の機会があるからそれに備えて)

W 感想・意見
先生がとても頑張ってくれているのでやりやすかったで す。
大変だけどがんばります。
福祉に携わることが夢であったので、今回年金について 勉強できたのは大きかったです。
各自テーマ決定して発表、報告も十分よい。+αで自分 の年金プランを作ることもできればもっと有意義。

 

担当教員所見

貴重なご意見,ありがとうございます。今年度は(ゼミTA等 を除けば)初めて担当した演習科目 であったため,慣れない点や不手際も多かったことと思います。今回頂いたご意見を踏まえ,具体的には以下の部分につき,授業の改善を行いたいと思います。
(1) オリエンテーション期間について
予習課題や予習はかなり大変であったと思いますが,多くのゼミ生の方が熱心にとりくんでおられたことは,非常にうれしく思いました。他方で,学生生活全体 からみた負担が過度のものにならないよう,教材の選定を慎重に行いたいと思います。また,参加人数をもう少し絞ることによって,この期間にかけられる時間 数を増やすことも検討したいと思います。
(2) ゼミ報告期間・ゼミ論文執筆について
ゼミ報告においては,各自が疑問を持った点について調べたことを持ち寄り,それを主としてゼミ生同士で議論することができていたと思います。また提出され たゼミ論文の多くは,さまざまな視点から問題を検討し,自分なりの解決策を提示することができていました。他方,ゼミ報告・論文作成の準備時間が全体とし て短めであったことは否めません。この点については,報告・論文の個別的なアドバイスをもう少し増やすことが必要であると感じています。