九州大学法学部

2005年度前期 学生による授業評価アンケート

授業科目名
担 当
回答者数
教員所見
実 施
Web公開
行政法2(行政救済論)
角松 生史
71
2005.7.
05.9.15.

 

集計結果

T あなた自身について
(a)学年
設問 件数 構成比
法学部1年生 0 0.0%
法学部2年生 1 1.4%
法学部3年生 63 88.7%
法学部4年生以上 4 5.6%
その他 3 4.2%
合計 71 100.0%

(b)出席状況
設問 件数 構成比
全て/ほとんど出席 43 61.4%
だいたい出席 19 27.1%
あまり出席なし 7 10.0%
全く/ほとんど出席なし 1 1.4%
合計 70 100.0%

b-2メーリングリスト
設問 件数 構成比
加入した 60 89.6%
しなかった 7 10.4%
わからない 0 0.0%
合計 67 100.0%

b-3 Web上の授業ファイル・資料を利用した
設問 件数 構成比
授業ファイルを利用した 28 38.4%
参考論文等を利用した 27 37.0%
全く利用しなかった 17 23.3%
わからない 1 1.4%
合計 73 100.0%

U 授業に対する評価

(c)授業内容に興味がもてましたか 
設問 件数 構成比
たいへん興味がもてた 6 8.6%
興味がもてた 41 58.6%
どちらとも 15 21.4%
あまり興味がもてない 5 7.1%
全く興味がもてない 3 4.3%
わからない 0 0.0%
合計 70 100.0%

(d)授業内容は理解できましたか 
設問 件数 構成比
よく理解できた 2 2.9%
だいたい理解できた 27 38.6%
どちらとも 29 41.4%
あまり理解できない 9 12.9%
全く興味できない 3 4.3%
わからない 0 0.0%
合計 70 100.0%
理由
レジュメが詳しかったため。
努力不足(自分自身の)
理解作業が追いつかず、授業中は、レジュメや百選を目で追うのが精一杯だった。
早口過ぎてしかも説明の途中に関係ないコメントが入る
何についてやっているのかが把握しづらかったため
授業にあまり出てなかったから
(e)授業内容の水準は適切と思いますか
設問 件数 構成比
適切 13 18.6%
だいたい適切 34 48.6%
どちらとも 13 18.6%
あまり適切でない 7 10.0%
全く適切でない 0 0.0%
わからない 3 4.3%
合計 70 100.0%
理由
内容をつめこめすぎ
(f)内容  
設問 件数 構成比
高度すぎる 4 57.1%
簡単すぎる 0 0.0%
関心がもてない 1 14.3%
その他 2 28.6%
合計 7 100.0%

(g)教員は十分準備していると思いますか
設問 件数 構成比
よく準備している 45 64.3%
おおむね準備している 22 31.4%
どちらとも 2 2.9%
どちらとかいえば準備不足 0 0.0%
全く準備不足 0 0.0%
わからない 1 1.4%
合計 70 100.0%

(h)教員の説明の仕方はいかがですか
設問 件数 構成比
たいへん分かりやすい 5 7.1%
分かりやすかった 28 40.0%
どちらとも 29 41.4%
分かりにくかった 6 8.6%
非常に分かりにくかった 1 1.4%
わからない 1 1.4%
合計 70 100.0%

(i)教員の話は聞き取りやすかったですか
設問 件数 構成比
聞き取りやすかった 7 10.0%
だいたい聞き取りやすかった 27 38.6%
どちらとも 14 20.0%
やや聞き取りにくかった 18 25.7%
非常に聞き取りにくかった 3 4.3%
わからない 1 1.4%
合計 70 100.0%

(j)板書OHP配布資料等の視覚的工夫は効果がありましたか
設問 件数 構成比
効果あり 25 35.7%
おおむね効果有り 32 45.7%
どちらとも 7 10.0%
あまり効果なし 3 4.3%
全く効果なし 0 0.0%
わからない 3 4.3%
合計 70 100.0%

(k)この授業をどのように評価しますか
設問 件数 構成比
大変評価できる 6 8.7%
評価できる 43 62.3%
どちらとも 14 20.3%
あまり評価できない 4 5.8%
全く評価できない 1 1.4%
わからない 1 1.4%
合計 69 100.0%

V授業の教育目標・方針・方法等についてあなたの考えをお伺いします。

ア.行政不服審査
設問 件数 構成比
理解できた 3 4.3%
おおむね理解できた 35 50.0%
どちらともいえない 19 27.1%
どちらかといえば理解できなかった 8 11.4%
まったく理解できなかった 2 2.9%
わからない 3 4.3%
合計 70 100.0%

イ.国家補償
設問 件数 構成比
理解できた 5 7.1%
おおむね理解できた 31 44.3%
どちらともいえない 24 34.3%
どちらかといえば理解できなかった 4 5.7%
まったく理解できなかった 2 2.9%
わからない 4 5.7%
合計 70 100.0%

(ii)裁判例における、法的な論理を展開する能力
設問 件数 構成比
向上した 3 4.3%
おおむね向上した 24 34.3%
どちらともいえない 27 38.6%
どちからといえば向上しなかった 11 15.7%
全く向上しなかった 2 2.9%
わからない 3 4.3%
合計 70 100.0%
理由
先生がとても一生懸命なのが伝わってきました。
角松先生はよく準備されいました。しかし、早口すぎるのと、学生が理解しているか確認せず、すすめてしまうところが難 点でした。
行政過程論の講義の反省をしてかなり改善されていました。
あまり授業に出ていないから
レジュメwebによる情報・資料の充実で、議論を深く深く掘り下げることができた。
内容は、おもしろいと思う。
行政過程論よりも、講義がわかりやすく自分が今何を学ぼうとしているのかを認識することができたから
たまに、話すのがはやくて聞きとれなかったりしたが、授業はていねいで分かりやすかった。毎回レジュメも配られたの で、良かった。
資料が充実していたから。
2004年後期の行政過程論の授業よりも大変わかりやすくなっていたと思う。
授業をよりよく分かりやすいものにしようといろいろと配慮してくださっていて、とてもよい講義だったと思うから。
一回授業をきいただけではわからないところもあったが、自分でレジュメなどを見直せばだいたい理解できたので、問題な いと思います。
行政過程論の時のレジュメより、分かりやすく整理されているので。講義の初めに前回の復習をしてから授業に入るのは分 かりやすかったので。
自分でやった方がいいと思った。
行政過程論の時よりマシだった。
しゃべるのが速くて、何やってるのかよくわからなかったから。
前回の行政過程法の際に指摘されていた点も改善努力がなされていて、わかりやすくなっていたから
内容面…やや水準が高いのでは。(個人的にはちょうど良い)板書.資料等.講義のすすめ方…毎回の講義で目標を明確に 提示するべきではないだろうか。
分かりやすくはあったが、それはあくまで「部分」の話だから、今どこの分野をやっているかという「大枠」のところも気 配りをしたらもっといい授業になると思う。「行政過程論」よりも分かりやすかった。そこは反省を踏まえていると思う。
教員が学生に対して、理解を促そうとする姿勢を強く示し、熱意が感じられる。
多面的に、事例・判例・学説と駆使して、行政法を解説され、たいへん興味深い
行政過程論より分かりやすくなったと思う。
具体例の提示はありがたいが、かえって論点を複雑にしている感があったから。
教員の努力が感じられる内容になっていたから。
昨年度の行政過程論より分かりやすい授業でした。
判例等が詳細に紹介されており、具体的な問題が何であるかよくわかったから
行政過程論よりは分かりやすかったから。でも先生が早口で聞き取りにくかった。途中で急に話が変わるのも聞いている側 としては混乱するのでやめてほしい。
毎回関連論文の紹介をしたり、レジメを用意するなど、授業の準備は十分になされていたから。ただ、意外と説明が分かり にくくて該当箇所の宇賀国賠法の記述の方が分かり易いこともあったので、4にした。
行政法1のときよりもよく準備をしていただいて、分かりやすかった。参考の論文や判例も、役に立った。
よく準備されており、説明も詳しく、繰り返しされてよく理解することができたから
中盤体調不良で休んだので、その間の評価ができないから
メーリングリストの使い方が効果的だったから。メールやウェブサイトへのアクセスで迅速かつ容易に補足資料を得られる のは有意義だった。最新の判例の動向も、メールで解説があり、興味深く読んだ。
(A-Cを通じて)意見等
細部を勉強しつつ、アウトラインを意識することで国賠のおおまかな形が理解できたような気がする。
この評価は授業後の復習ができていないためという個人的事情によるものです。
理解はできたと思いますが、独力で、説明しろと言われたら自信ないです…
努力する気がおきない
私は、行政法の基礎がなく授業を受けたので、高いレベルの授業が十分理解できたとはいえない
レジメに百選未掲載の下級審判例を載せるのは、非常に効果的だと思う。特に要約ではなく、判旨を掲載しているのが良 い。
W講義に関する意見感想
昨年の行政過程論の反省をすごくされていて、かなり改善されていると思いました。赤いチョークは見えにくかったです。
板書のときに赤のチョークは見にくいので、白又は黄にしてほしいです。
ファイリングが面倒なのでレジュメの両面印刷はできればやめて欲しいです。
良かった点は左記の通りである。悪かった点は、基本と例外、基礎と応用をいっぺんに教えようとしていたように感じた。 私にとってはいささか混乱した。まず学生に基本の柱を一本しっかり通してから、次に例外や応用を教えていった方がより分かり易かったかなと思う。
板書に赤いチョークを使われると非常に見えにくかったので、できれば他の色を使ってほしい。
行政過程論よりプリントが見やすく、復習に役立ったと思った。
テスト期間が始まる前に試験を行うことには反対です。毎日講義がある中で行政法を勉強する時間を確保することはかなり きついです。Webに色々な資料をあげてくださることはとても参考になりました。
ひじょうに詳しいレジュメを準備されてあったので、ノートに書きとる時間が省略でき、講義に集中できた。さらに講義の はじめに前回の講義の概要を説明されたので、復習も兼ねられて、よかった。メーリングリストには、加入しようと思いながらつい遅れてしまって加入できな かった(試行したができなかった)。内容がとても充実してたようなので残念。
昨年度の行政過程論の授業と比べ、私たちが「改善して欲しい」と書いておいた点などもふまえ、かなり直そうとしていた 努力が見えたので非常に好感が持てました。だから自分もがんばって全ての授業に出席しようと思い、1限という家の遠い私にとってはツライ時間にも関わら ず、皆勤を果たしました。授業の話もまじめに全て聞いたつもりです。昨年は「分からないから…」と言って自分で何の努力もせず、出席も半分ほどしかせず、 先生にアンケートで不満をぶつけてしまって本当にすみませんでした。先生が九大をもう出ていってしまわれるのは非常にさびしいですが、向こうに行っても ずっと生徒思いな先生でいてください。
赤チョークで板書されると見えません!!白か黄でおねがいします。
板書について、赤チョークで書かれているところは見えづらいです。
教員を2人に分けるとテストが一つ増えるのでやめてほしいです。
早くちすぎて何としゃべっているかききとりにくいときがあるので、はっきりしゃべるようにお願いいたします。
2年後期の講義からあらゆる面において向上していたと思う。レジュメなど。非常に分かりやすかった。
教員の授業に対する取り組みは非常に評価できる。また、前回指摘の多かったOHPを廃止したことにより、授業の理解が 促された。しかしながら、まだ話すスピードが早い部分が所々に見られるため、その点を改善してもらえると、より良い授業になるのではないか。
先生の熱意が伝わる授業で、生徒に理解してもらおうという意図があらわれる授業だった。水準の高い授業で、また1限目 だったので頭もぼんやりして授業を受けたので、私はまだ十分に理解したとは言えず、再度、復習をしたい。また先生の授業をぜひ受けたいと思います。
前回の行政過程論と比べたら、はるかに分かりやすかった。レジュメが詳しいのもよかった。毎回1限なので、最初の方は 出なかった。
やはり早口になってしまうと、聞き取りにくいだけでなく集中力も途切れてしまう。
二人の先生が担当されることによって、テストが2回になったのは負担が大きいです。
赤いチョークはとても見えにくいので、白チョークか黄色チョークで書いて下さい
・教科書等のWeb上へのアップは、著作権法に触れないように、ご注意下さい。・授業時間の終了が迫ったときに、早口 になったり、論理がやや飛んだり、していることがありましたので、そのような場合は、後回しにするなどを、考えてもよいのではないでしょうか。
授業内容は、大変興味がもて、またレジュメや説明なども良かったと思うが、もう少しゆっくり話をしてほしい。
過程論のときよりもレジュメが充実していてよかったと思う。しかし、前回はなぜあんなにレジュメを配れなかったので しょうかね。金銭面の問題なら、今回も配れないはずでしょうに。
資格試験用の参考書を最近読んで初めて条文の意味や構造が分かった。1回の授業の中で内容をつめこみすぎている。「今 日何をするのか」「行政救済全体の中で、この問題はどこに位置するのか」が不明確なまま説明されてもよく分からない。レジュメの見出しが分かりにくい。


担当教員所見

(総評)
1限であるにもかかわらず、70人程度の人が熱心に受講してくれたことをとても嬉しく思います。昨年後期の行政過程論と比べると、自分としても納得度は高い授業でした。一時限あたりの準備時間はあまり変わらない(昨年の方が多かったかもしれない)のですが、(1)大橋先生の厚意で半分変わってもらったことで、少し余裕がある準備ができた(2)(印刷してくださっている方に多大な迷惑をかけつつ)なんとかレジュメを出しつづけることができた。また資料も積極的に配布できた。(3)国家補償に例年の授業の倍以上の時間をかけることができ、比較的丁寧に説明できたなどが理由だと思います。試験結果も、満足できる水準ではないとはいえ、上記の70名よりは多くの人数(もちろん全面的に重なってはいないでしょうが)に合格点を出すことが(全体で101名、角松分で30点以上は88名)できたことには、一応安堵しました。
他方で、今回も全くレポートを実施できなかったことが、残念です。私自身の時間の繰り合わせから断念せざるを得なかったわけですが、やはり事例問題のレポートを一度やっていれば試験のできも違ったのではないかという気がして、悔やまれるものがあります。

(個別意見への応答)(適宜選択したものに限らせていただきます)
@具体例の提示はありがたいが、かえって論点を複雑にしている感があった
確かに複雑にはなります。「現実がそれだけ複雑だから仕方がない」と納得してもらえるでしょうか。ただ、カリキュラムをより体系的に設計し、教員相互の役割分担を徹底することによって、「まずは単純化、高年次あるいは大学院段階では実際の複雑さに即して」という方法が理論的にありえないではありません。ただそれは、現段階の現実とはかけ離れています。

A意外と説明が分かりにくくて該当箇所の宇賀国賠法の記述の方が分かり易いこともあった
反省です。宇賀先生に勝とうとはおよそ思いませんが(笑)、もちろん同書は踏まえた上で、自分としては別の説明を試みているわけですから、それはつまり改悪だった、ということになってしまいます(苦笑)

B基本と例外、基礎と応用をいっぺんに教えようとしていたように感じた。
まさにこの点は、できるだけ注意していたのですが、達成できていなかったということですね。より努力します。

C資格試験用の参考書を最近読んで初めて条文の意味や構造が分かった。1回の授業の中で内容をつめこみすぎている。「今日何をするのか」「行政救済全体の中で、この問題はどこに位置するのか」が不明確なまま説明されてもよく分からない。レジュメの見出しが分かりにくい。

うわあ、これは結構ショックですね。まさに「全体の中での位置づけをはっきりさせながらしゃべる」という点は、今回一番気をつけていた点だったからです。国賠法の全体構造、1条・2条がそれぞれどのような要件から成り立っているのかは、結構くどく繰り返していたように思うのですが(後半は少しサボっていたときもありましたね)

この点については他に、
細部を勉強しつつ、アウトラインを意識することで国賠のおおまかな形が理解できたような気がする。
という一方で、
今どこの分野をやっているかという「大枠」のところも気配りをしたらもっといい授業になると思う。
という意見もありました。賛否両論というところなのでしょうが、結局、私として気をつけなければならないのは、「『大枠を意識する』ことが私の想像以上に皆さんには難しいことなんだ」ということなのでしょうね。これからはよりいっそうそのことに留意したいと思います。

Dファイリングが面倒なのでレジュメの両面印刷はできればやめて欲しいです。
ご趣旨は大変よくわかりますが、紙の節約ということでどうかご了解ください。

Eテスト期間が始まる前に試験を行うことには反対です。毎日講義がある中で行政法を勉強する時間を確保することはかなり きついです。
その通りですね。正規期間に2回も試験をやらせてもらえるはずはないと自分で決め込んでしまったのですが、あとで学務関係の先生に相談したところ、「何とかできる可能性もあったのに」といわれました。もう少し粘るべきでした。

F赤いチョークはとても見えにくいので、白チョークか黄色チョークで書いて下さい
ごめんなさい。気づきませんでした。でもこういうことは即座に対応できるし教員のポリシーの問題ではありえない(笑)のだから、最後にご意見をいただくよりも、授業期間中に教えてもらえると教員は助かります。

G早くちすぎて何としゃべっているかききとりにくいときがあるので、はっきりしゃべるようにお願いいたします。
こればっかりは、毎度のことながら、すみません。「聞き取りにくいとき」に大事なことを言っているときと、そうでないときが多分あると思います。重要なところは必ずゆっくり繰り返すことを自分に徹底したいと思います。

H 教科書等のWeb上へのアップは、著作権法に触れないように、ご注意下さい。
著作権法35条で許される範囲に含まれるという解釈で行っている行為ですが、皆さんも授業の受講者以外に対して、パスワードを教える、資料を再送信するなどの行為は決してなさらないようにお願いします。