九州大学法学部

2006年度前期 学生による授業評価アン ケート

授業科目名
担 当
回答者数
教員所見
実 施
Web公開
法政基礎演習U
栗田  佳泰 15 2006.7 2006.9.21

 

集計結果

法政基礎演習Uについて全般的なこと
(c)演習希望提出の際の考慮点
設問 件数 構成比
演習の内容 14 87.5%
担当教員 1 6.3%
開講曜日・時間 0 0.0%
その他 1 6.3%
合計 16 100.0%

(d)シラバスは 読みましたか?
設問 件数 構成比
熟読した 11 73.3%
ある程度読んだ 3 20.0%
あまり読まなかっ た 1 6.7%
全く読まなかった 0 0.0%
その他 0 0.0%
合計 15 100.0%

(e)選抜方法 (志望理由提出後、教官での選考)は?
設問 件数 構成比
今年度の方法でよ い 11 73.3%
抽選等による選抜 方法がよい 2 13.3%
その他の方法 1 6.7%
わからない 1 6.7%
合計 15 100.0%

(f)2年生対象 のこのようなゼミを続けるべきと思いますか
設問 件数 構成比
ぜひ続けてほしい 13 86.7%
特に必要ない 0 0.0%
わからない 2 13.3%
合計 15 100.0%

(g)ゼミ開講の 時期について
設問 件数 構成比
今年度同様、2年 前期 13 86.7%
2年後期がよい 0 0.0%
その他の時期 0 0.0%
わからない 2 13.3%
合計 15 100.0%
※理由
2 年後期はインプットを主に行いたい。2年前期の方が時間的余裕があり、準備に時間をかけることができる。
一年後期も開講していただけるとうれしい。
他にいい時期が思いつきません。
※法政基礎演習U 全般について
ど ういう基準で選んでいるのかもう少し見えるようにしてほしい。
九州大学法学部教育全般について一年前期から民法または憲法・刑法を開始してほしい。自分ど勉強するのが大学なのでしょうがきっかけがあるとその分やりや すくなるのでお願いします。法学入門的な科目をどうしても必要と考えるのならば上三法に特化した授業があっていいと思います。あとはマイナーな科目につい てもどのようなことをやるかオリエンテーション的なものがあったらいいい思とます。そのためにも1度はご多忙な先生方に1年生のたるに分かりよい紹介と ちょっと難しめのどんなことをやるのかを示してもらえるとありがたいです。九州大学の先生のご著書だけでなくオススメの専門書(むしろ入門書・基本書)を 紹介していただけるとありがたかったです。それくらい自分でやれと考えられるかもしれませんが、どうせ法学入門のような科目を用意するならばこれくらいし ていいと考えられます。忙しいという理由で少人数の教授陣にまかせるのはいかがなものかと思われました。
方針が見えなかった。
教授についての情報がないので教授による簡単なゼミ説明があればうれしい。(一人1〜3分くらいでい良いと思う)話し方、印象が分かるだけでも良いと思う からである。せっかく良い内容をお話していただいているのに聞えなければあまり理通できないので、大きな声ではっきり話していただけるとうれしいと思う。
ゼミによって求める学習のレベルがかなり異なるように感じた。友人などの話を聞く限りで。
※受講してよかっ たと思われる点
憲法の中で今までよく知らなかった部分も含めてあらゆる条文について基礎的な知識を身につけた上で 議論する機会が得られたこ と。
憲法の基本的な理解ができた。(重要判例を条文をセットで学べた)
自分でテーマを決めて自分で調べて発表するという経験ができたこと。正しい注の付け方を学べたこと。
憲法を学べた
憲法に関する知識を身につけれた。
強制される点がほとんどなく自由にやらせていただけた点。論文の探し方を懇切に考えて下さった点。
質問に論理的に受け答えできる力を得れた。
以前より少しは憲法の事が分かるようになったと思う。
レジュメの構成や憲法について身近に勉強できたので非常に有意義であった。
法政基礎演習1を受講した際、もっと論文を読むようにと指摘されたが、具体的にはどのようなものを読めばよいかわからなかった。しかし、法政基礎演習2を 受講して、論文が雑誌などに掲載されていることや、論文の検策方法を学んだ。これがこの演習を受講してよかったと思われる点である。
自分で調べて学習した分野に少し詳しくなった点。レポートの詳しい書き方、文献の調べ方が分かった点。
自分で調べ、プレゼンする難しさを学べた。
※改善を要すると 思われる点
一 人一人がもっと積極的に発言してさかんに議論できればなおよかったと思う。
準備期間がもう少しあるとよい。
もう少し先生の独断があっていいと思う。
まかせすぎで発言させないことはともかく自分の立場(賛成か反対か)を仮にでも決めさせることがないとうまく議論ができないと思われます。議論テーマにつ いては先生も協力した方が良いと思われました。準備期間という意味でも先生の発表を先にしていただき予め全員の発表日程を決めるべきと思われました。
もっと気がねなく皆が自由に活発な発言ができる文化や制度があればよかった。
もうちょっと先生にはゼミの進行の仕方、議論の仕方、レポートの書き方について明確にしてほしかった。後々ご無理を言われてもこまる。
席を増やして欲しかった。
※感想・意見
自分で調べ、発表 するという形式は、とてもよかったと思います。自主性をもって取り組めました。 ただ、議論など、盛り上がりに欠けるなあ、というのが率直な感想です。発表の仕方、論点の出し方等、もう少し工夫が必要だったと思います。先生には、もう 少しリーダーシップをもってほしかったです。ある程度テーマを決めていただかないと、混乱してしまいます。
もっとちゃんと考えたいと思いました。
寛大な態度で見守って下さって時に鋭い指摘に戸惑う点も見受けられましたが、そのおかげでいい意味で気負うことなく参加でき感謝しております。
先生がゼミの進め方になれていなかったので困ったことが多かった。まずは先生が生徒に学んで欲しい点を明確にすべきだった。テーマをいくつか列挙してその 中から選択してプレゼンする方法をとれば議論も進んだのではないだろうか?

担当教員所見

アンケートにご協力、ありがとうございました。
 もう少し私自身の意見をコメントあるいは主導性を発揮したほうがよかったかも分かりませんね。今後の参考にさせていただきます。
 私自身の感触からいえば、みなさんには自主性を十分に発揮していただいたと思っています。教師の方から誰もあてないという方式の中で、あれだ け議論できるのはすばらしいことだと思います。当初「あてる」ということも考えていましたが結局その必要はありませんでした。
 最後に、受講生のみなさん、おつかれさまでした。最後に提出してもらったレポートを読み、みなさんの熱意や憲法に対する関心の高さをうかがう ことができ、うれしく思っています。