九州大学法学部 2007年度後期 学生による授業評価アンケート
基本情報
- 授業科目名: 社会保障法
- 担当: 笠木 映里
- 回答数: 35
- 教員所見: あり
- 実施: 2008年1月
- WEB公開: 2008年3月31日
T あなた自身について
(a)学年
| 設問 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 法学部1年生 | 0 |
0.0% |
| 法学部2年生 | 0 |
0.0% |
| 法学部3年生 | 23 |
65.7% |
| 法学部4年生以上 | 9 |
25.7% |
| その他 | 3 |
8.6% |
| 合計 | 35 |
100.0% |
(*)その他
- 修士1年
- 特別聴講生
(b)出席状況
| 設問 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 全て/ほとんど出席 | 15 |
42.9% |
| だいたい出席 | 19 |
54.3% |
| あまり出席なし | 1 |
2.9% |
| 全く/ほとんど出席なし | 0 |
0.0% |
| 合計 | 35 |
100.0% |
U 授業に対する評価(共通質問事項)
(c)授業内容に興味がもてましたか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| たいへん興味がもてた |
6 |
17.1% |
| 興味がもてた |
23 |
65.7% |
| どちらとも |
5 |
14.3% |
| あまり興味がもてない |
1 |
2.9% |
| 全く興味がもてない | 0 |
0.0% |
| わからない |
0 |
0.0% |
| 合計 | 35 |
100.0% |
(d)授業内容は理解できましたか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| よく理解できた |
0 |
0.0% |
| だいたい理解できた |
20 |
57.1% |
| どちらとも |
12 |
34.3% |
| あまり理解できない |
3 |
8.6% |
| 全く理解できない |
0 |
0.0% |
| わからない |
0 |
0.0% |
| 合計 | 35 |
100.0% |
(*)理由
- 授業のスピードが速くてついていけなかったから。
- 情報量が多く処理しきれなかった。自分自身の問題ですが
- 話すのが速い。細い部分を延々話すので全体像・エッセンスを把握し難い
(e)授業内容の水準は適切と思いますか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 適切 |
7 |
20.0% |
| だいたい適切 |
19 |
54.3% |
| どちらとも |
7 |
20.0% |
| あまり適切でない |
2 |
5.7% |
| 全く適切でない |
0 |
0.0% |
| わからない |
0 |
0.0% |
| 合計 | 35 |
100.0% |
(f)内容
| 設問 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 高度すぎる |
1 |
50.0% |
| 簡単すぎる |
0 |
0.0% |
| 関心がもてない |
0 |
0.0% |
| その他 |
1 |
50.0% |
| 合計 | 2 |
100.0% |
(*)その他
- 話は大変わかりやすいが情報が多すぎるように思う。
(g)教員は十分準備していると思いますか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| よく準備している |
27 |
77.1% |
| おおむね準備している |
7 |
20.0% |
| どちらとも |
1 |
2.9% |
| どちらとかいえば準備不足 |
0 |
0.0% |
| 全く準備不足 |
0 |
0.0% |
| わからない |
0 |
0.0% |
| 合計 | 35 |
100.0% |
(h)教員の説明の仕方はいかがでしたか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| たいへん分かりやすい |
5 |
14.3% |
| 分かりやすかった |
18 |
51.4% |
| どちらとも |
7 |
20.0% |
| 分かりにくかった |
5 |
14.3% |
| 非常に分かりにくかった |
0 |
0.0% |
| わからない |
0 |
0.0% |
| 合計 | 35 |
100.0% |
(i)教員の話は聞き取りやすかったですか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 聞き取りやすかった | 8 |
22.9% |
| だいたい聞き取りやすかった | 12 |
34.3% |
| どちらとも |
6 |
17.1% |
| やや聞き取りにくかった |
5 |
14.3% |
| 非常に聞き取りにくかった |
4 |
11.4% |
| わからない |
0 |
0.0% |
| 合計 | 35 |
100.0% |
(j)板書OHP配布資料等の視覚的工夫は効果がありましたか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 効果あり |
14 |
40.0% |
| おおむね効果有り |
16 |
45.7% |
| どちらとも |
4 |
11.4% |
| あまり効果なし |
1 |
2.9% |
| 全く効果なし |
0 |
0.0% |
| わからない |
0 |
0.0% |
| 合計 | 35 |
100.0% |
(k)この授業をどのように評価しますか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 大変評価できる |
9 |
25.7% |
| 評価できる |
19 |
54.3% |
| どちらとも |
4 |
11.4% |
| あまり評価できない |
3 |
8.6% |
| 全く評価できない |
0 |
0.0% |
| わからない |
0 |
0.0% |
| 合計 | 35 |
100.0% |
(*)理由
- あまり出席できていないから。
- とても詳しい説明でわかりやすかったし、資料や図などが多く示されていて学習効果が上がったと思います。
- プリント一枚で知識を澱みなく伝えてもらえた。でもちょっと進行がはやくて追いつくのが大変でした。おそらく私は追いつけていないかもしれま せん。
- もともと社会保障に興味があったから。
- レジュメ、配布資料が充実していて理解しやすかったから。
- レジュメが大まかなことしか書いてない上に、口頭の説明ばかりでノートがとりづらく、あまり理解できなかった。
- 学部の授業としては内容が高度すぎると思う。また、授業で取り扱う内容量も多すぎると思う。
- 資料が豊富で参考になった。
- 社会保障法について全く知識の無い状態だった自分でも分かり易く授業が進行していったから。
- 授業における解説の速さが唯一の評価できないポイントです。
- 準備がよくされていたと思うので。
- 制度の説明だけに時間をさくのではなく、判例等の具体的な話が多く興味が持てたため。
- 全体のイメージがつかめたし、興味を持てた。
- 内容としては充実しているし、社会保障はおもしろい分野だと思う。
- 毎回レジュメだけではなく、参考資料も配布されていて、授業内容の理解にとって、とても役に立ちました。そして、授業の内容に、社会保障法の 一般理論とそれに関する判例、また観点論争も詳しく教えられました。
V 授業の教育目標・方針・方法等について
(l)授業方針について
- 「出来る限り多くの裁判例に触れる」とい方法は、確かに社会保障制度の実態を理解するうえで大変役に立ったような気がします。ただ、ちょっと 扱う判例が多すぎて時々ついていけませんでした。できればもう少し判例を紋ることも、検討してみた方がいい気がします。
- ・方針通り、具体的にイメージでき、学習に役立ちました。・ただ、ペースが速く、たまに理解が追いつかないこともありました。(判例が複雑 だったり…。)一応予習の指示等あるのですが、「ああ、この判例も予習しとけばもう少し分かりやすかったかも…」と思うことがあります。(事前に配布され ない場合…)
- いいと思いますが話すスピードがはやくてよくわからなかった
- たくさんの裁判例に触れることができたことは、具体的な争いがわかって、非常に良かったが、ただ分量があまりにも多くて、消化しきれない部分 があった。
- 一般的な解説だけでは何となくイメージが掴みにくいけど、裁判例に触れることで具体的な問題点が分かりやすくなったと思う。
- 一般的解説に留まらず裁判例を多く取り扱ったことについて、裁判例に触れることによりより具体的に問題意識を持つことができ、また理解を深め ることができたため、一般的解説ばかりの講義よりは評価できると思います。ただ、資料として配られた判例は判決全文を載せていた為分量が多い上に要点を探 すのに苦労したことがあったので、重要部分を抜き出す等のことをした方がいいかなっと思いました。
- 笠木先生は授業に社会保障法に関して、学説を述る上で、その制度と関連する判例も紹介する授業のやりかたは、とてもいいと思います。・先生は 制度や学説を紹介する時、この学説の出自(例えば、論文とか、テキストとか)をおしえていただければ、学生はたいへんたすかります。
- 具体的な判例にふれることで、制度のより詳細なイメージがもてたことはとてもよかったと思いますが、配布資料が多く、事前に目を通す時間があ まりとれなかったのが残念です。もう少し資料を少なくするといいと思いました。
- 現実にいま社会の中で起きている社会保障に関する紛争や問題等と結びつけて考えることができ、授業で得た知識をリアルタイムで活用することも あったので、私はとても効果的な学習ができたと思う。
- 構造を知る上で、判例をとりあげるのは具体的にイメージをする上で非常に有効だと思う。ただ、1つの授業で4つも5つも取り扱うのではなく、 少数精鋭にした方がいい。
- 裁判例に触れることで、抽象的ではなく具体的に頭に入ってきたのでわかりやすかったです。
- 裁判例に多く触れるのはよかったと思うが、勉強不足のせいか、事実概要がイマイチよくわかっていないままに判旨の説明を受け余計によくわから なくなってしまうことがあった。(図示してもらえるとわかりやすいかも)
- 裁判例を読み、重要部分を列挙する際に、ノートを取る余裕が必要。また、裁判例の構成の説明の際には板書を活用して欲しい。具体的事案を通す ことで理解の促進につながるという点には賛成します。
- 資料が多いのは学習するうえで参考になりました。
- 実例を見ることでより実状に近し理解を得ることができ、良い方針だと思います。
- 初めて社会保障法という分野に触れる人に対してということを考えるなら、もっと基礎的なところを時間をかけて説明してほしいと思います。ま た、判例を学習することはとても有意義だと思いますが、ペースがはやくて、判例の内容もよくわからないものが多かったので、このペースで授業をすすめるの なら、レジュメをもう少し詳しくするなどしてほしかったです。
- 制度の概要の説明ばかりになると分かりづらいので、できるだけ判例に触れてもらえたのは、よかった。
- 多くの事件に触れることにより理解は深まると思う。
- 大変、良い方針だと思います。
- 単調な制度の説明とは異なり、社会保障法に魅力を感じさせる授業形式で、とてもおもしろかったです。ただ、一つ一つの裁判例にあまり深く話を する時間的な余裕がなかったようなのが残念でした。
- 年々法律の改正等が激しい分野なので、裁判例を用いて、どのようなことが紛争として現れているのか流れをつかむことは良いと思います。
- 判例や実務でどうなっているかなどは、社会保障法を理解するのに大事なことなので、この方針に賛成です。
- 非常に多くの裁判例が出ており、様々な判断がなされ、多様な見解があるということは、よく分かるのですが、全てを解説して90分におさめるこ とは、難しいと思われます。また、全てを解説しようとして要点が見えにくくなった感もありますので、次回以降改善していただけるものと期待しております。
- 法学一般として具体例に解れなければ抽象的な理念・条文を理解できないと思います。この講義では判例の紹介だけでなく、その問題点の指摘と改 善方法の提案が特に良かったように思う。
- 法学部の講義なので、制度よりも実際にどのような争いが起こっているか、法律としてどのような問題があるのかを考えることを重視することは良 かったと思います。
- 良いと思います。時間の都合もあるでしょうが、もう少しじっくり裁判例を見たかったです。
- 良いと思います。社会保障法制度の解説だけより、裁判例等にふれたほうが、より、法学的な勉強のように思うし、制度の解説だけなら、本を読ん だり、テレビを見たりすれば分かることも多いので、やはり、法的な紛争という視点をいれるのは良いと思う。
- 良いと思う。社会保障法で扱う分野は、実際の生活に密着したものであり、個別的な事柄が多いと思う。そのような制度では一般的、抽象的に終わ るより具体的な事例を扱った方がよいと思う。
- 良かったと思います
W 授業に関する意見・感想(自由記述)
- ・ここ最近受けた授業の中で一番楽しかったです。(ロー入試さえなければもう少しじっくり聴けたのですが…)・資料も、教科書とリンクしてお り分かりやすい。また、先生の説明もただ原稿を読むだけでなく、聴きやすい。社会保障法にうまくなじめました。・若干難しく理解が及ばない時もあります が、3、4年向けということで良いかと思います。
- ・とても早口で、ついていくのが大変だった。婉曲な言い回しが多いのか、情報量が多く、書きとれないこともしばしばだった。・欠席する側も悪 いのですが、前回、前々回くらいのレジュメももってきていただきたかった。(特に前回の続きから始まるとき)
- ・諜るのが早い。話についていくことでいっぱいいっぱいだった。・授業の準備がよくなされていたと思う。浅く広く社会保障法と呼ばれる分野の 性格や内容を知ることができ、とても有意義な授業だった。更なる改善に期待したい。・範囲を広くして時間かかりすぎなので、いくつか内容を減らしては?
- ・話すスピードがはやくて何と言っているかわからなかったしメモをする時間もなかったのでもっとゆっくり進めてほしかった・一回にする内容が 多すぎるのではないかと感じた・先生がよく準備されていることや、大変熱心に講義をされていることはすごく伝わったけれど内容はあまり理解していないし はっきり言って覚えていない
- とても丁寧な授業だったと思います。ただ、勉強する範囲が広く勉強するのはたいへんでした。
- とにかく進むのがはやかったというイメージしかないです。授業のペースをおとすか、レジュメを詳しくするかしてほしかったと思います。また、 初めて社会保障法を勉強する人がほとんどだと思うし、あまりなじみがない分野だと思うので、もっと具体的なイメージがわくような授業をしてほしかったで す。
- レジュメに言葉の定義等がのっていないところは自分で書きとろうと思ったが、スピードに追いつけず、中々うまくいかなかった。科目の特性上、 レジュメによって「法〇条」の「法」が違うため、(生活保護法だったり、健康保険法だったり)レジュメの一番上、又は見出しに「法とは〇〇法」と明示して もらえるとわかりやすいです。現実の実生活と密着した部分も多く、面白かったです。ありがとうございました。
- レジュメを濃くするか、口頭での説明をもう少しゆっくり、あるいは繰り返し言ってもらえないと、なかなか筆記をとることが難しかったし、思う ようにとれなかった。
- 私の勉強不足であることが主な原因ではありますが、いくらか授業のやり方への希望を述べさせていただきます。内容が盛りだくさんで、先生のお 話をノートにかくのが追いつかないことが多々あり、もう少しゆっくりと話していただきたかったです。(メモをとる時間など間をとっていただけると)一語一 語をもらさず聞こうとしているため、集中力がつづかなかったので、途中で5分ほど休暇があると、より授業に集中できたかと思いました。
- 社会保障法の性格なのかもしれませんが、関係資料がたくさんありすぎて、どこから手をつけていいか困惑してしまいます(僕自身の勉強不足によ るところが大変大きいのですが…)できれば関係資料がもうすこしコンパクトになれば非常にありがたいです。
- 授業が単調で眠くなりやすい。途中で少し休憩を入れるなどすれば良いのではないですか。
- 少し、話すのが速くて書きとれないところがところどころありましたが、なんとかついていくことができました。話の途中で間をおいてもらえる と、メモをする時間ができてありがたいです。社会保障法は、受験(ロースクールなど)には直接関係ないですが、自分の一番身近なところにある問題を扱って いるので、わかりやすく、より興味をもちやすい分野だと思います。経済学的側面からの根拠づけは、とても面白いと感じました。通説だけでなく、先生の私見 等も説明され、より多角的で深い講義になっていたと思います。半年お疲れ様でした。
- 先生の話を聞いて、理解して整理してメモするまで時間がかかります。項目ごとに一息おいていただけたら良かったなと思います。ほんのちょっと でいいので。話の内容は大変わかりやすい言葉でした。
- 全体的に結めこみすぎ。レジュメが見出し程度の役割しか果たしていないにもかかわらずノートを取る余裕がない。
- 全体的に良かったと思います。ただ毎回あれだけの量の資料を教員が準備する方がいいのかは分かりませんでした。(もちろん学生としては楽であ りがたいとは思いますが…)
- 早口過ぎて全くと言っていいほど聞きとれませんでした。判例の解説も資料は文字が小さい上に、次から次に話されてもどこの話なのかさっぱり分 かりませんでした。先生が一人で喋っているという感じで、学生の存在があまり感じられませんでした。
- 短時間の中、たくさんのことを教えて下さり、とても充実した授業を受けさせていただけました。社会保障制度のことも、より身近なものとして興 味がもてるようになりました。欲をいえば、大事な所の説明のときなどは、もう少しゆっくり進めて下さるとノートをとりやすかったかなと思います。
- 内容が難しかったですが、とてもためになりました。
- 話し方に抑揚があると、なお良い。
担当教員所見
ご協力どうも有り難うございました。緊張感のある講義を目指したのですが、その結果、話すスピードが不適切に速くなってしまったかもしれません。こ の点が最大の反省点です。また、資料の使い方にも少し再考の余地がありそうです。その他、具体的なご意見もいくつか頂戴しましたので、今後の講義の参考に させて頂き、色々と工夫しながらより良い授業を目指したいと思います。