九州大学法学部 2008年度前期 学生による授業評価アンケート

基本情報

集計結果

T あなた自身について

(a)学年

グラフ
設問 件数 構成比
法学部1年生 0
0.0%
法学部2年生 0
0.0%
法学部3年生 128
88.9%
法学部4年生以上 4
2.8%
その他 12
8.3%
合計 144
100.0%




(b)出席状況

グラフ
設問 件数 構成比
全て/ほとんど出席した 111
77.1%
だいたい出席した 30
20.8%
あまり出席しなかった 3
2.1%
全く/ほとんど出席しなかった 0
0.0%
合計 144
100.0%




U 授業に対する評価(共通質問事項)

(c)授業内容に興味がもてましたか

グラフ
設問 件数 構成比
たいへん興味がもてた
41
28.5%
興味がもてた
77
53.5%
どちらともいえない
23
16.0%
あまり興味がもてなかった
2
1.4%
全く興味がもてなかった 1
0.7%
わからない
0
0.0%
合計 144
100.0%





(d)授業内容は理解できましたか

グラフ
設問 件数 構成比
よく理解できた
19
13.2%
だいたい理解できた
81
56.3%
どちらともいえない
32
22.2%
あまり理解できなかった
11
7.6%
全く理解できなかった
1
0.7%
わからない
0
0.0%
合計 144
100.0%





(*)理由



(e)授業内容の水準は適切と思いますか

グラフ
設問 件数 構成比
適切だと思う
53
36.8%
だいたい適切だと思う
75
52.1%
どちらともいえない 8
5.6%
あまり適切ではないと思う 7
4.9%
全く適切ではないと思う
1
0.7%
わからない
0
0.0%
合計 144
100.0%






グラフ





(f)内容

設問 件数 構成比
高度すぎる
6
75.0%
簡単すぎる
0
0.0%
関心がもてない
1
12.5%
その他
1
12.5%
合計 8
100.0%





(*)理由



(g)教員は十分準備していると思いますか

グラフ
設問 件数 構成比
よく準備している
134
93.1%
おおむね準備している
10
6.9%
どちらともいえない
0
0.0%
どちらとかいえば準備が足りない
0
0.0%
全く準備不足
0
0.0%
わからない
0
0.0%
合計 144
100.0%







(h)教員の説明の仕方はいかがですか

グラフ
設問 件数 構成比
たいへん分かりやすい
51
35.4%
分かりやすかった
71
49.3%
どちらともいえない
17
11.8%
分かりにくかった
3
2.1%
非常に分かりにくかった
2
1.4%
わからない
0
0.0%
合計 144
100.0%






(i)教員の話は聞き取りやすかったですか

グラフ
設問 件数 構成比
聞き取りやすかった 80
55.6%
だいたい聞き取りやすかった 46
31.9%
どちらともいえない
13
9.0%
やや聞き取りにくかった
3
2.1%
非常に聞き取りにくかった
2
1.4%
わからない
0
0.0%
合計 144
100.0%






(j)板書OHP配布資料等の視覚的工夫は効果がありましたか

グラフ
設問 件数 構成比
効果があった 106 73.6%
おおむね効果があった 30 20.8%
どちらともいえない 4 2.8%
あまり効果はなかった 3 2.1%
全く効果はなかった 0 0.0%
わからない 1 0.7%
合計 144 100.0%







(k)この授業をどのように評価しますか

グラフ
設問 件数 構成比
大変評価できる 80 55.6%
評価できる 53 36.8%
どちらともいえない 7 4.9%
あまり評価できない 4 2.8%
全く評価できない 0 0.0%
わからない 0 0.0%
合計 144 100.0%





(*)理由






V 授業の教育目標・方針・方法等について

(l)この授業の予習としてどのようなことをしていましたか

グラフ
設問 件数 構成比
教科書の該当箇所を読む
51
24.1%
判例集の関連部分を読む
52
24.5%
指定教科書以外の基本書を読む
4
1.9%
予習課題をする
75
35.4%
その他
0
0.0%
何もしていない
30
14.2%
合計 212
100.0%






(m)この授業の復習としてどのようなことをしていましたか

グラフ
設問 件数 構成比
教科書の該当箇所を読む
31
10.4%
判例集の関連部分を読む
125
41.8%
指定教科書以外の基本書を読む
62
20.7%
予習課題をする
69
23.1%
その他
5
1.7%
何もしていない 7
2.3%
合計 299
100.0%


(*)理由その他



W 講義に関する質問・意見・感想(自由記述)


担当教員所見

  授業評価アンケートへのご協力ありがとうございました。今回ははじめて行政法U(行政救済論)を担当することになり,不手際も多々あったことと思います。頂いたご意見を今後の授業の参考としたいと思います。
 複数の回答の中に「行政法Tよりも行政法Uの方が難しかった」というご意見がありました。通常の場合,行政法Uは行政法Tよりも勉強しやすい科目なので,なぜこのような感想が出てきたのかを考えてみました。第1の原因は前述のように,担当者が今回はじめてこの科目を担当したため,昨年度の行政法Tよりも完成度が低かったということだと思います。第2に考えられるのは,行政救済法の特色を明らかにするために憲法や民事訴訟法の議論を紹介したため,そうした議論の難しさをも行政法Uの難しさに含まれてしまった可能性です。特に民事訴訟法については本学のカリキュラム上,その基礎的内容も含めて行政法Uの中で説明せざるを得ないのが現状であり,この部分の取り扱いについては今後検討を深めたいと思います。第3に考えられるのは,復習課題としてかなり難しい事例問題をほぼ毎回のように説明したことです。これらは事例問題の解き方に慣れてもらうためのものであり,こちらとしても100%までは理解してもらえなくてもよいつもりで説明していました。しかしその難しさが行政法Uの難しさとして感想に表れたのかもしれません。
 このように授業の方法の中で見直すべき要素は多々ありますが,(少なくとも初回にしては)こちらが意図した達成目標はほぼ達成していたように思われます。それが今期の高い平均成績に表れているように思います。行政法の勉強はさまざまなフィールドに目配りをしながら,また新しい法制度に対する高い感受性を保ちながら進めていかなければなりません。それがこの科目を勉強する上での難しさでもあり,同時に楽しさでもあります。みなさんの今後の行政法の勉強がより充実したものとなることを期待しています。