九州大学法学部 2010年度後期 学生による授業評価アンケート

基本情報

Ⅰ あなた自身について

(a)学年

設問 件数 構成比
法学部1年生 1 0.6%
法学部2年生 122 77.7%
法学部3年生 25 15.9%
法学部4年生以上 5 3.2%
その他 4 2.5%
合計 157 100.0%
②その他

(b)この授業の出席状況

設問 件数 構成比
全て/ほとんど出席した 132 84.6%
だいたい出席した 21 13.5%
あまり出席しなかった 3 1.9%
全く/ほとんど出席しなかった 0 0.0%
合計 156 100.0%

Ⅱ 授業に対する評価

(c)授業内容への興味

設問 件数 構成比
たいへん興味がもてた 35 22.6%
興味がもてた 75 48.4%
どちらともいえない 28 18.1%
あまり興味がもてなかった 12 7.7%
全く興味がもてなかった 4 2.6%
わからない 1 0.6%
合計 155 100.0%

(d)授業内容の理解

設問 件数 構成比
よく理解できた 12 7.7%
だいたい理解できた 78 50.0%
どちらともいえない 47 30.1%
あまり理解できなかった 17 10.9%
全く理解できなかった 1 0.6%
わからない 1 0.6%
合計 156 100.0%
②あまり理解できなかった
①全く理解できなかった

(e)授業内容の水準

設問 件数 構成比
適切だと思う 46 29.7%
だいたい適切だと思う 68 43.9%
どちらともいえない 28 18.1%
あまり適切ではないと思う 11 7.1%
全く適切ではないと思う 0 0.0%
わからない 2 1.3%
合計 155 100.0%

(f)授業内容の水準が適切でない理由

(e)で②余り適切ではない、又は①全く適切でないと回答した人のみ
設問 件数 構成比
内容が高度すぎる 9 81.8%
内容が簡単すぎる 0 0.0%
内容に関心がもてない 2 18.2%
その他 0 0.0%
合計 11 100.0%

(g)教員の準備

設問 件数 構成比
よく準備している 149 96.1%
おおむね準備している 5 3.2%
どちらともいえない 0 0.0%
どちらかといえば準備が足りない 0 0.0%
全く準備が足りない 0 0.0%
わからない 1 0.6%
合計 155 100.0%

(h)教員の説明の仕方

設問 件数 構成比
たいへん分かりやすい 42 27.1%
分かりやすかった 86 55.5%
どちらともいえない 18 11.6%
分かりにくかった 7 4.5%
非常に分かりにくかった 0 0.0%
わからない 2 1.3%
合計 155 100.0%

(i)教員の話し方

設問 件数 構成比
聞き取りやすかった 102 65.4%
だいたい聞き取りやすかった 37 23.7%
どちらともいえない 7 4.5%
やや聞き取りにくかった 9 5.8%
非常に聞き取りにくかった 0 0.0%
わからない 1 0.6%
合計 156 100.0%

(j)板書・OHP・配付資料等の視覚的工夫の効果

設問 件数 構成比
効果があった 96 62.3%
おおむね効果があった 47 30.5%
どちらともいえない 6 3.9%
あまり効果はなかった 3 1.9%
全く効果はなかった 1 0.6%
わからない 1 0.6%
合計 154 100.0%

(k)この授業に対する総合的な評価

設問 件数 構成比
大変評価できる 71 45.8%
評価できる 67 43.2%
どちらともいえない 11 7.1%
あまり評価できない 4 2.6%
全く評価できない 0 0.0%
わからない 2 1.3%
合計 155 100.0%
②あまり評価できない
③どちらともいえない
④評価できる
⑤大変評価できる

Ⅲ (l)2回1ユニット方式について

設問 件数 構成比
大変評価できるし、今後も
この方式をとるべきである
50 32.7%
評価できるし、今後も
この方式をとるべきである
83 54.2%
改善をすれば、今後も
この方式をとるべきである
9 5.9%
評価できないので、この
方式をやめるべきである
3 2.0%
全く評価できないので、この
方式をやめるべきである
0 0.0%
わからない 8 5.2%
合計 153 100.0%

Ⅲ (m)予習・復習の内容

設問 件数 構成比
教科書・判例集の該当範囲を読む 84 26.5%
予習課題に取り組む 73 23.0%
復習課題に取り組む 114 36.0%
演習課題に取り組む 43 13.6%
参考文献を読む 2 0.6%
その他 1 0.3%
合計 317 100.0%
その他

Ⅳ 授業・授業評価への質問・意見・感想

担当教員所見

授業評価アンケートへのご協力ありがとうございました。寄せられた意見に対する回答は第27回の授業の冒頭において行いましたので,ここで繰り返しません。以下では,その際に時間の都合で触れられなかった2点の改善提案についての所見を述べたいと思います。

第1は,「Aの回とBの回の違い・位置づけ・関係がわかりにくい」という点です。今年度は2回を1ユニットとして構成し,Aの回では易しめの内容を,Bの回では発展的な内容を説明する方式を試行しました。このことそのものには多くの支持がありましたが,たしかに両者の関係が必ずしも難易度による区分にならなかったところがあります。この点は今後の担当授業の中で再検討したいと思います。

第2は,「参考文献の重要度を示して欲しい」「学習用の参考文献を挙げて欲しい」という点です。これまでレジュメで挙げている参考文献はどちらかというと発展学習用で,そのため内容もあまり易しいものではありませんでした。他方で,Aの回とBの回を分けたことのメリットを生かす上では,Aの回のレジュメに学習用の参考文献を(可能な範囲で)掲げるのはよいアイデアのように思いました。この点は来年度担当の行政法Ⅱ(行政救済論)から取り入れたいと思います。

最後に,今年度の受講生のみなさんは,他の年度と比較しても授業後等の質問の数が極めて多かったです。質問されるとそのたびにその回の説明がどの程度伝わったかを確認することができ,説明の仕方を修正することもできます(その意味では学期に一度しか実施しないこのアンケートよりもお互いにとってずっと有用です)。来年度の行政法Ⅱ(行政救済論)においてもこうした姿勢で受講されることを期待しています。