九州大学法学部 2012年度後期 学生による授業評価アンケート
基本情報
授業科目名: 政治動態分析Ⅰ・基礎(政治史)
担当: 熊野
回答数: 122
教員所見: なし
実施: 2013年01月24日
WEB公開: 05月15日
Ⅰ あなた自身について
(a)学年
設問
件数
構成比
法学部1年生
0
0.0%
法学部2年生
111
91.0%
法学部3年生
3
2.5%
法学部4年生以上
6
4.9%
その他
2
1.6%
合計
122
100.0%
⑤その他
21世紀プログラム
法学府修士課程
(b)この授業の出席状況
設問
件数
構成比
全て/ほとんど出席した
82
67.2%
だいたい出席した
39
32.0%
あまり出席しなかった
1
0.8%
全く/ほとんど出席しなかった
0
0.0%
合計
122
100.0%
Ⅱ 授業に対する評価
(c)授業内容への興味
設問
件数
構成比
たいへん興味がもてた
34
27.9%
興味がもてた
66
54.1%
どちらともいえない
14
11.5%
あまり興味がもてなかった
7
5.7%
全く興味がもてなかった
1
0.8%
わからない
0
0.0%
合計
122
100.0%
(d)授業内容の理解
設問
件数
構成比
よく理解できた
24
19.7%
だいたい理解できた
71
58.2%
どちらともいえない
22
18.0%
あまり理解できなかった
3
2.5%
全く理解できなかった
0
0.0%
わからない
2
1.6%
合計
122
100.0%
(e)授業内容の水準
設問
件数
構成比
適切だと思う
49
40.2%
だいたい適切だと思う
54
44.3%
どちらともいえない
16
13.1%
あまり適切ではないと思う
1
0.8%
全く適切ではないと思う
0
0.0%
わからない
2
1.6%
合計
122
100.0%
(f)授業内容の水準が適切でない理由
(e)で②あまり適切ではない、又は①全く適切でないと回答した人のみ
設問
件数
構成比
内容が高度すぎる
1
100.0%
内容が簡単すぎる
0
0.0%
内容に関心がもてない
0
0.0%
その他
0
0.0%
合計
1
100.0%
(g)教員の準備
設問
件数
構成比
よく準備している
88
72.1%
おおむね準備している
28
23.0%
どちらともいえない
6
4.9%
どちらかといえば準備が足りない
0
0.0%
全く準備が足りない
0
0.0%
わからない
0
0.0%
合計
122
100.0%
(h)教員の説明の仕方
設問
件数
構成比
たいへん分かりやすい
45
36.9%
分かりやすかった
61
50.0%
どちらともいえない
14
11.5%
分かりにくかった
2
1.6%
非常に分かりにくかった
0
0.0%
わからない
0
0.0%
合計
122
100.0%
(i)教員の話し方
設問
件数
構成比
聞き取りやすかった
66
54.1%
だいたい聞き取りやすかった
46
37.7%
どちらともいえない
10
8.2%
やや聞き取りにくかった
0
0.0%
非常に聞き取りにくかった
0
0.0%
わからない
0
0.0%
合計
122
100.0%
(j)板書・OHP・配付資料等の視覚的工夫の効果
設問
件数
構成比
効果があった
42
34.4%
おおむね効果があった
48
39.3%
どちらともいえない
21
17.2%
あまり効果はなかった
7
5.7%
全く効果はなかった
0
0.0%
わからない
4
3.3%
合計
122
100.0%
(k)この授業に対する総合的な評価
設問
件数
構成比
大変評価できる
36
29.5%
評価できる
67
54.9%
どちらともいえない
16
13.1%
あまり評価できない
2
1.6%
全く評価できない
0
0.0%
わからない
1
0.8%
合計
122
100.0%
②あまり評価できない
板書をもう少しわかりやすくしてほしかったです。
③どちらともいえない
よく分かったようなよく分からなかったような、授業だったから。
※右頁参照
世界史の授業としか思えなかった。今の話につなげるなり他のやり方をとるなりで、政治学の授業だと思えるものを期待していた。
④評価できる
内容はとても興味深く、濃い講義であったが、板書される表が少し見にくい部分があったので、そこさえ良ければ文句なしでした!
新たな観点から歴史を見ることができたから。
高校では世界史をあまり勉強しなかったので初めて知ったことが多かったから
もう少し字をきれいにかいてほしい
一貫性がある。 批判的な視点を養えた
内容がこれからの政治を学ぶ上で必要不可欠な要素を得ていると思ったから。
現在の政治をみる際に示唆的だったから。先ごろの衆院選の際にも大いに参考になりました。
歴史の見方が大きく変わって、よかった。
知識の増加は感じとれる
丁寧に板書をしていただけるので、「聞きのがしたかも」という不安がない状態で90分受講することができたので。
政治をとらえる大枠は教援されたが、そのあてはめ事例が狭すぎるように感じた。
分かりやすかったから。
板書がきちんとまとめられた状態であり、復習がしやすかったから。
近年の見解に触れられて興味深かったし、高校の世界史で学べなかったことばかりでおもしろかった。
高校以前の学習でなかなか触れられなかった、戦中の国内外の様子をよく学べたため。
説明が非常に分かりやすかったです。
歴史をみるおもしろさが伝わった。
⑤大変評価できる
必要最低限のことと、+αの内容の区別が板書を見ればわかるので、とてもノートがとりやすかったから。
現代の話とつなげて説明してくださり、歴史に学ぶことの意義を強く実感できた。
最新の研究動向についても講義で学べるため。
ためになった。
非常にわかりやすく説明していただいたので、理解しやすく、内容も興味深いものだったから。
熱心さがひしひしと伝わり意欲が湧いた。
自らの研究分野への熱心さが十分に伝わったから。
教員が毎回熱心に講義をしていたし、講義内容がとても興味深かったから。
最新の研究を交えての講義であったため、大変興味深かったから。
目標が明確で、内容も軸からズレずに展開されていた。
熊野先生の熱意が込もっていて内容が入ってきやすかったです。
最近の研究の動向なども交えて話して下さるので、知的好奇心が満たされたから。
Ⅲ (l)教育目標・方針・方法等について①
板書が見やすかった。 ただ、書き写す量が多かった。
Ⅳ 授業・授業評価への質問・意見・感想
・書評の採点結果を返却してほしかった。
黒板を写すタイプの授業だった割に、先生がずっと話をしていたため、あきることなく聞き続けることができた。 ナチスの内容を扱ったが、高校の世界史の内容が膨んでいたため、とても興味深かった。 ただ、レポートに関しては、もう少し、授業内容に近づいたものになれば、講義と本の両面から学ぶことができたのではないかと思った。 ナチス・ドイツに関する、体系本というか、通史的なものがあったら、なお、良いのではないかと思いました。 先生、後期の間、ありがとうございました。
「世界システム」論を用いることで政治の流れを掴むことができ、今私がいる現代が生々しいものとして捉えることができました。 ありがとうございました。
補講が多かったので、改善して欲しい
先生が熱かった。その熱さは個人的には好きでした。 政治について少し興味を持てました。
今まで知らなかった、歴史の事実や側面を知ることができ、とても楽しい授業でした。
・補講で世界システム論のまとめをするのはどうかと思った。 ・論文の書き方を指導してくれる先生はなかなかいないのでとてもありがたかったが、そこについてはレジュメを用意してほしかった。良い論文・答案を口頭で説明されてもどこがよいのか理解しづらく感じた。 ・授業の内容は最近の研究で明らかになったことも教えていただいたので有意義なものであった。
政治史に関わる内容だけでなく、レポートや論文における引用の仕方、書評や(レポート)論文の書き方など、今後に大いに役立つ内容についても説明して下さり、とても勉強になりました。 また、高校の世界史ではさらっと終わった第一次、第二次世界大戦期付近の政治史について、内部、外部から学ぶことができ、とても興味深かったです。
世界史でやった所を深くほり下げたり、ミニ情報があったりして興味がもてた。
詳細な部分まで知ることができ、勉強になりました。 ありがとうございました。
・黒板の字がたまに読みづらい時があったと思います。 ・自分は世界史分野が非常に苦手だったのですが、この授業は全く苦ではないどころか、むしろこの授業を通じて広く歴史や政治史という分野に興味が持てました。非常に良い講義と出会えたことを感謝したいと思います。
毎回板書がたくさんあるので、テストを持ち込み可にしていただけると嬉しいです。
短い間でしたが、ありがとうございました。 特にモルヒネの話、バター、大豆、満州の話はとても印象的です。
今までこの大学で受けてきた講義の中で、最も充実していました。熊野先生の、学問に対する熱意、研究者としての姿が伝わってきて、また緊張感をもって受講できました。すばらしい講義なので、ぜひ後輩にもこの科目を履修して欲しいです。 ただ、一つ、(学生の未熟な意見ですが)意見として挙げるならば、もう少し成績評価をやさしくしていただきたいです。AやBがとりづらいため、成績評価を気にする身としては、CやDに分布が集中してしまうのは、不満でした。 とはいえ、素敵な講義をありがとうございました。熊野先生のますますのご活躍を期待しております。
時折、字が見えないことがあった。 やむを得ないとは思うが、休講・補講が多かったように感じる。それにより不利得を被ることがないよう、重要な点を補講で話すのを控えるなどの配慮があればありがたい。
授業の内容に対する不満はありませんが、板書について少し不満があります。 (ⅰ)時々、字が詰まりすぎて見にくいことがありました。 (ⅱ)片仮名に濁点がついているのか分かりにくいことがありました。 (人名など。先生の発音では濁音がついているようなのに板書では書かれていなかったり、書かれていても小さすぎて見えにくかったりすることが)
新たな研究を含め、新たな気づきを与えてくれる授業でした。
理論としてはかなり難しかったですが、切り口が私にとっては非常に新鮮に感じられました。書評はとても難しかったです。
・毎回の授業は概ね理解できたが、各回の授業のつながりが分かりづらかった。 ・重要なポイントが分かりづらかった。
板書の時間がもったいないと思います。レジュメは出席しなくなるからしょうがないとして、スライドなどを使うべきかと思いました。 先生の熱意が伝わってきてこちらも真白面に受けようという気になりました。
・近現代史を考える上で新たな視点をもてた。 ・大変興味深かった。
授業内容は非常に興味深いもので、理論を通して現在にも通じうることを考えされられたと思います。 また、授業の形式も、板書をして下さるので、聞き逃すことがなく、速度としてもちょうどよかったです。
書評やレポートの書き方なども指導して下さったのでとてもありがたかったのですが、その形式にこだわりすぎているような感じがしたのが少し残念でした。 あと、板書の文字でたまに読めないものがあったので、もう少し注意してもらえると良かったと思います。
補講の時間をもう少し考えてほしかった
板書が若干見にくい時があった。
板書がたまに見えづらいときがありました
配布資料・レジュメ等を用いて授業をしてほしいと思った。
書評などは、普段やることがない作業であるので、ためになったと思う
黒板の字をもう少し大きくしたかった
特にございません。
20世紀の国際情勢、主にドイツを中心に学びましたが、現代の問題にも通じる部分が多々ありとても示唆に富む授業であったと思います。とても楽しかったです。 時々板書の字が極小になるので見にくい時もありましたが大旨大丈夫でした。(字もきれいだと思います。)
授業内容は非常によいと感じた。政治や歴史の知識をえると共に、今後も学んでいこうという興味を持つことができた。 先生の熱意を大いに感じた。
書評の書き方を教えていただいたのはとても勉強になりました。 また、ナチスのお話興味深かったです。世界史選択でない人にも配慮されてる点がよかったと思います。
板書写すのがきつかったですけど、すごい楽しかったです。 もう少しウケを狙ってもいいかなと思います。
たいへん魅力的な授業をありがとうございました。
・書評の際にレポートの書き方や構成の仕方を学べたことは良かった ・授業の内容において、内容がとても豊富だったので、学びがいがあった。
書評を書かせるのはよいですが、字数制限が少なすぎて、1つ1つの内容を十分にまとめることができなかった。
ドイツ語のスペルが見にくくて、書けなかった。 「゛」や「゜」が見にくかった。
時折、字がつぶれて見えないことがあったので改善するとより良くなると思う。
ノートが1冊の本のように密度の濃いものとなりました。
授業内容はおもしろく大変興味を持てるものでしたが、もう少し板書に工夫があっても良かったのではないかと思いました。
よければ全て板書するのではなく、レジュメにしてください。 書くことで精一杯で理解がおいつきませんでした。
たまに先生がヒートアップして、何の話か分からなくなるときや、いきなり話が飛ぶことがあってあせった!!
話に集中したいのに板書が大変だったと思います
最終回を迎えて、初期のノートを見てみると、16世紀の世界システム成立のことなど書かれており、改めて歴史の奥深さを感じます。 左記(k)にも書きましたが、ヨーロッパにおける戦争や大戦中の様子などは高校以前の授業ではなかなか触れられず、理解が不十分だという自覚があったため、本授業は役に立ったと思っております。ありがとうございました。
・研究者としての熱意が非常に伝わってきたので、受講側としても、真剣な態度でのぞむことができたと思う。 まさに、こうした研究者こそが、日本の発展を引っぱっていってくれると思う。
最新の研究が大変興味深かった。
この講義の授業を受講したことで、歴史に対して新たな解釈を学ぶことができ、現在の政治をとらえる際に、重要な視点を提供するものであったと考えます。ありがとうございました。ドイツの歴史をさらに学びたくなりました。
今期で一番好きな授業で、世界史が元々好きだったのもあり、毎回楽しみにしていました。 最新の学説等取り入れたり、研究に基づく新見解など、本当に興味深く、聴いていて純粋に楽しかったです。そういえば今気付いたのですが、全て出席したのはこの授業だけです。 テストがんばりります。面白い授業をありがとうございました。
どうもありがとうございました。 なんでもかんでも板書しなくていいと思いますよ!
授業の途中から板書が読みづらくなることがしばしばあったので、もう少し読みやすい字を心がけていただけるとありがたいです。また、レポートはもう少し配点が高くてもいいのではないかと思いました。(結構難しかったため) 歴史は少し苦手なのですが、先生の熱意が伝わってきて、楽しく聴くことができました。 ありがとうございました。
書評に対する採点・講評を一人一人に渡してくれたらより参考になった。
講義のラストで拍手するタイミングを逃してしまい、できませんでした。 みんな同じ思いだと思いますが、熱意のこもった28回の講義をありがとうございました。本当は盛大な拍手を送りたかったです! テスト頑張ります。ありがとうございました!!
板書もとてもわかりやすくて、いろいろ考えさせられる授業でした。
内容はとても深く考えさせられるもので大変よいと思うが、板書が見づらいことが多かったのが残念。 現在板書として書かれているものを、来年以降はレジュメとして配布すれば、(世界史をやっていない人には少し厳しいかもしれないが)より深く学説や研究をまじえることが可能となり、さらに面白い授業となると思う。 また、世界史をやっていない人も、テストの形式上、その講義のすすめ方で十分対応できると思う。 せっかくの面白い講義テーマなので、もっと先生の話をたくさん聞きたかった。
毎回板書をするよりも、レジュメ形式で配布してほしかった。