貴重なご意見を頂き、ありがとうございました。 各意見の相関が分からないためコメントしづらいところがありますが、重要と思われる個別意見についてのみ所見を述べます。 「少年法の講義なのに、序盤がずっと犯罪学や刑事政策の分野であったため、刑事政策を既修した人は内容がかなり被っていた」というご意見を頂きました。今後は担当教員間の情報交換をより密にしたいと思います。もっとも、授業に全てご出席頂いた方はおわかりの通り、少年法の議論は、どこを切り取っても、犯罪学・刑事政策・刑法・刑事訴訟法と基礎的な部分がかぶってきます。そのため、この授業では、刑事政策に限らず、刑法や刑事訴訟法についても、関連する基礎的な議論は、あえてお話するようにしています(特に、少年法の基礎的な議論は刑事政策の知識が不可欠ですし、逆に、刑事政策を理解する際にも少年犯罪や少年法をめぐる議論の理解は必要です)。受講者側の事情としても、上記科目を全員の方が履修されているわけではないので、その土台なしにこの講義を進めることは不可能です。したがって、今後もこの基本的な授業方針を変える意向はございません。
担当教員所見
貴重なご意見を頂き、ありがとうございました。
各意見の相関が分からないためコメントしづらいところがありますが、重要と思われる個別意見についてのみ所見を述べます。
「少年法の講義なのに、序盤がずっと犯罪学や刑事政策の分野であったため、刑事政策を既修した人は内容がかなり被っていた」というご意見を頂きました。今後は担当教員間の情報交換をより密にしたいと思います。もっとも、授業に全てご出席頂いた方はおわかりの通り、少年法の議論は、どこを切り取っても、犯罪学・刑事政策・刑法・刑事訴訟法と基礎的な部分がかぶってきます。そのため、この授業では、刑事政策に限らず、刑法や刑事訴訟法についても、関連する基礎的な議論は、あえてお話するようにしています(特に、少年法の基礎的な議論は刑事政策の知識が不可欠ですし、逆に、刑事政策を理解する際にも少年犯罪や少年法をめぐる議論の理解は必要です)。受講者側の事情としても、上記科目を全員の方が履修されているわけではないので、その土台なしにこの講義を進めることは不可能です。したがって、今後もこの基本的な授業方針を変える意向はございません。