九州大学法学部 2013年度後期 学生による授業評価アンケート
基本情報
授業科目名: 政治理論発展特殊講義(集中講義)
担 当: 真壁 仁(北海道大学教授)
回答数: 29
教員所見: なし
実 施: 2013年12月27日
WEB公開: 2014年06月23日
Ⅰ あなた自身について
(a)学年
設問
件数
構成比
法学部1年生
0
0.0%
法学部2年生
5
17.2%
法学部3年生
9
31.0%
法学部4年生以上
13
44.8%
その他
2
6.9%
合計
29
100.0%
⑤その他
法学府修士1年
法学府
(b)この授業の出席状況
設問
件数
構成比
全て/ほとんど出席した
10
34.5%
だいたい出席した
15
51.7%
あまり出席しなかった
4
13.8%
全く/ほとんど出席しなかった
0
0.0%
合計
29
100.0%
Ⅱ 授業に対する評価
(c)授業内容への興味
設問
件数
構成比
たいへん興味がもてた
4
13.8%
興味がもてた
19
65.5%
どちらともいえない
4
13.8%
あまり興味がもてなかった
2
6.9%
全く興味がもてなかった
0
0.0%
わからない
0
0.0%
合計
29
100.0%
(d)授業内容の理解
設問
件数
構成比
よく理解できた
4
13.8%
だいたい理解できた
14
48.3%
どちらともいえない
6
20.7%
あまり理解できなかった
5
17.2%
全く理解できなかった
0
0.0%
わからない
0
0.0%
合計
29
100.0%
②あまり理解できなかった
日本史・政治理論の知識がある程度あることを前提に講義されていた。
進むのが早い。 論拠がわかりませんでした。
欠席が多かったから。
(e)授業内容の水準
設問
件数
構成比
適切だと思う
9
31.0%
だいたい適切だと思う
13
44.8%
どちらともいえない
6
20.7%
あまり適切ではないと思う
1
3.4%
全く適切ではないと思う
0
0.0%
わからない
0
0.0%
合計
29
100.0%
(f)授業内容の水準が適切でない理由
(e)で②あまり適切ではない、又は①全く適切ではないと回答した人のみ
設問
件数
構成比
内容が高度すぎる
1
100.0%
内容が簡単すぎる
0
0.0%
内容に関心がもてない
0
0.0%
その他
0
0.0%
合計
1
100.0%
(g)教員の準備
設問
件数
構成比
よく準備している
27
93.1%
おおむね準備している
2
6.9%
どちらともいえない
0
0.0%
どちらかといえば準備が足りない
0
0.0%
全く準備が足りない
0
0.0%
わからない
0
0.0%
合計
29
100.0%
(h)教員の説明の仕方
設問
件数
構成比
たいへん分かりやすかった
6
20.7%
分かりやすかった
14
48.3%
どちらともいえない
7
24.1%
分かりにくかった
2
6.9%
非常に分かりにくかった
0
0.0%
わからない
0
0.0%
合計
29
100.0%
(i)教員の話し方
設問
件数
構成比
聞き取りやすかった
8
27.6%
だいたい聞き取りやすかった
12
41.4%
どちらともいえない
6
20.7%
やや聞き取りにくかった
3
10.3%
非常に聞き取りにくかった
0
0.0%
わからない
0
0.0%
合計
29
100.0%
(j)板書・OHP・配布資料等の視覚的工夫の効果
設問
件数
構成比
効果があった
14
48.3%
おおむね効果があった
11
37.9%
どちらともいえない
3
10.3%
あまり効果はなかった
1
3.4%
全く効果はなかった
0
0.0%
わからない
0
0.0%
合計
29
100.0%
(k)この授業に対する評価
設問
件数
構成比
大変評価できる
8
27.6%
評価できる
16
55.2%
どちらともいえない
5
17.2%
あまり評価できない
0
0.0%
全く評価できない
0
0.0%
わからない
0
0.0%
合計
29
100.0%
③どちらともいえない
受講生を選ぶと思う。
④評価できる
日本の政治思想家がどのような思考を経て、それが政治思想史に与える意味を考えることができたと思う。
一人一人の思想に焦点を当てて説明されていたので、その人の置かれていた環境などが分かり、理解を深めることができるのではないか、と思うため。ただ、そのためにも、そのためにも、もう少し全体から見てどうなっているか、という知識があれば、もっと理解を深めることができたのではにか、と思い、私自身勉強不足だったな、と感じました。
細切れになりやすい知識が流れの中で理解できるから。
日本政治思想史に関する講義は九大では少なく、非常に参考になった。
よく準備がされており、生徒に対して分かりやすく教えようとする姿勢を感じた。 少し難しかった気もする。
⑤大変評価できる
配布資料とスライドのおかげで、口頭だけに頼らない講義となり、とても理解しやすかった。
準備が適切になされており、進行も生徒にあわせたもので、受講の目的を大いに達成できるように工夫されていたから。
情報量が多く、学べることが多かった。
Ⅲ (l)教育目標・方針・方法等について①
人物史よりも、より当時代にその人物の思想がどのような意味を持っていたかなどを重く扱ってほしかったです。
日本政治思想史の現代的意義を、如何にして見い出そうとするかという先生の熱意が、ひしひしと伝ってくる授業でした。
Ⅳ 授業・授業評価への質問・意見・感想
詳細なレジュメ・PPTの活用は非常に良かったと思う。 しかし、私は、履習登録をした手前、試験は受けたが、構義は途中で出るのを止めた。 理由はいくつかあるが、①日本史・政治理論についてある程度の知識があることを前提とした講義だと感じた。理解できないことはないが、知識が不十分だと内容がスムーズに頭に入ってこない。②理論を丁寧に追うものだと思っていたが、多分に日本史的な要素があり、想定していたものと違ったしなじみにくかった。→人物の略歴など③1,2の理由から、面白いと感じる部分はありながらも、90分×4~5コマ座って聞くモチベーションは得られなかった。 いい講義と感じる人もいるとは思うが、個人的には、もう少し(日本史的に)敷居を低く、かつ、西洋の理論がどのように受容され、変容したのか、という理論的側面(×人物史)を強調してほしかった。
集中講議にテストを設けられたが時間的に厳しく、準備が不十分のままいどまねばならなかった。
年末にも関わらず、ありがとうございました。
少し難しい部分が多かった気がします。 古典を読むのが苦手なので、読むのに一苦労しました。 ですが、内容は興味深く、おもしろかったです。
扱う思想や人物の数を減らして、深く掘り下げた方がもっと楽しめるように感じました。
配布資料、スライドのおかげで理解しやすい授業だった。 先生の資料は古典からの引用が多いので、理解に時間がかかるときがある。 よって、先生が特に大切と思われる部分だけでも、現代語訳してもらえると、スラスラ理解できると思う。
配布資料が、とても整理した形式になっており、分かりやすく親切な印象を持てた。 ただ、時々使うスライドが内容理解に苦しんだので、スライドも資料にして配布する事や、説明をもっと端的にして欲しいと思った。 すごく穏やかで、数日間ではありましたが、学生の事をよく理解してくれている先生だと思いました。
本来30回の講義であるところを15回で行うということから、相互的な理解を得ることが難しいので、このような講義のときは夏と冬に分けるなどしたらよいのではないか。 30回分の講義のうち15回分の資料しか受け取れなかったので、残りの分も手に入るよう便宜を図ってほしい。
少し授業のペースが早く感じられ(私の理解力不足かもしれません)、たので、授業で扱う範囲をあと少しだけでも減らしていただけたらよりわかりやすい授業になったのではないかなと思います。授業の内容は、高校の日本史で登場した偉人が多く登場したこともあり、親しみやすいものでした。 高校時の、人名と著書を丸暗記するだけというものではなく、なぜその人物がそのような考えに至ったのか、その生い立ちから説明していただけたので、非常に満足しています。
スライドの文字が小さすぎることがありました。 頂いたレジュメを今後も保管し読み直そうと思います。 ありがとうございました。
普通に生きていれば、知らなかったであろうことが知れて良かったです。 個人としましては日本史の知識に乏しかったので、日本史の通史として授業で扱われる思想家がどの立場の方なのかをもう少し交えて話して下さると良かったです。分からない原因は私の不勉強にあるのですが。
歴史的文脈に即して日本の政治思想を丁寧に理解しようという真摯な取り組みをなさっていたように感じます。儒学と西洋政治思想の共通性や古代の政治概念の変遷などは特に興味深かったです。