九州大学法学部2016年前期 学生による授業評価アンケート
基本情報
- 授業科目名:法政基礎演習
- 担当:徳永
- 回答数:20
- 教員所見:あり
- 実施:2016/07/12
- WEB公開:2017/06/15
Ⅱ 法政基礎演習について全般的にお尋ねします
(c)演習の希望を出すにあたり考慮した点
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 演習の内容 | 20 | 100.0% |
| 担当教員 | 0 | 0.0% |
| 開講曜日・時間 | 0 | 0.0% |
| その他 | 0 | 0.0% |
| 合計 | 20 | 100.0% |
(d)希望を出すに当たりシラバスは読みましたか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 熟読した | 8 | 40.0% |
| ある程度読んだ | 12 | 60.0% |
| あまり読まなかった | 0 | 0.0% |
| 全く読まなかった | 0 | 0.0% |
| その他 | 0 | 0.0% |
| 合計 | 20 | 100.0% |
(e)法政基礎演習の選抜方法(志望理由提出後、教員での選考)についてどう思いますか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 今年度の方法でよい | 15 | 78.9% |
| 抽選等による選抜の方がよい | 3 | 15.8% |
| その他の方法がよい | 0 | 0.0% |
| わからない | 1 | 5.3% |
| 合計 | 19 | 100.0% |
(f)2年生を対象とするこのようなゼミを今後も続けるべきか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| ぜひ続けてほしい | 14 | 70.0% |
| 特に必要はない | 2 | 10.0% |
| わからない | 4 | 20.0% |
| 合計 | 20 | 100.0% |
(g)このようなゼミを開講する時期については、どう思いますか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 本年度同様、2年前期がよい | 14 | 70.0% |
| 2年後期がよい | 2 | 10.0% |
| その他の時期がよい | 2 | 10.0% |
| わからない | 2 | 10.0% |
| 合計 | 20 | 100.0% |
③本年度同様、2年前期がよい
- 前期の方がやる気もあるし、3年のときのゼミの参考にもなると思ったから。
- 授業に対する理解を早いうちから深めることができたから。
- 基礎的な授業と並行がちょうどよい
- 法学に慣れる良い機会になるから。
- 早くからゼミの形式に慣れるべきだから。
②2年後期がよい
- ゼミを開講するにあたり、少しは憲民刑の知識がほしいと思ったから。
①その他の時期がよい
- 法学の授業がほとんどない、1年後期でも良いのでは・・・
- 「法学部としての活動」という部分が強いので、1年後期にしたらよいのでは・・・?
(h)法政基礎演習全般、九州大学法学部教育全般について
- 憲法、民法、刑法が週2回ずつは正直きつい。 一年後期に法学部の授業がないので、そこに少しでもまわしてほしい。
- 1年後期から法学の勉強ができるようにしてほしい
- 1年の頃からもっと専門的な内容をしたい
- ゼミによる「キツさ」の差はできるだけ抑えるべき。(今はキツいゼミと楽なゼミの差が激しい印象を受ける。
- なし。
Ⅲ あなたが受講した演習についてお尋ねします
(i)この演習を受講してよかった点
- 通常の授業では補完しきれていない刑法の論点について、詳しく学ぶ機会を設けることができたのがよかった。
- 文献の探し方など基本的な技能を身につけられた。
- レジュメの作り方を学んだ
- 授業とリンクしている点が多かったので、授業への理解を深めることができた。
- 刑法Ⅰの授業の予習や復習になることも多く、理解が深まって良かった。
- 興味のある内容の演習で、これからの法学への関心が高まった
- なんとなくでしか知らなかった法について詳しく調べて知ることができた点。
- 高年次でのゼミの準備期間となった
- 授業の刑法とある程度マッチしていた。
- 現在進行中の刑法Ⅰの内容も入っていて、よかった
- 発表等の難意度が適切で、他の授業の復習にもなった。
- 刑法Ⅰの内容と重複していて理解が深まった。
- 刑法の主な論点について詳しく知ることができた
- 刑法において疑問に感じやすい部分を深く知ることができてよかった。
- 知り合いが増えた。 刑法の知識も増えた。
- 法的思考力の修得。
- 刑法についての理解が深まった。
(j)この演習の改善点
- ありません。適切な水準だと思います。
- 演習が3限にあるので眠くなるので、2限や別の時間に開講してほしい。
- ゼミの担当教員や授業内容を知る方法がシラバスとアンケート(一部ない教員もありました)しかないため実際の授業内容と私が想定していたものが大きく異なった。 1回でもいいのでお試しの授業が欲しい
- 議論がなかなか湧かない
- 特にない
- なし
- 特にありません
- なし。
- 他の演習の様子を見たことがないのでなんともいえない
(k)個別設問
Ⅳ 受講した演習の感想・意見
- 自分の意見を言うのが苦手の為、少し苦労した。 思考力をもっときたえたいと感じた。
- 内容が有意義で、面白かったです。
- なし
- 有意義なゼミでした!
- なし。
担当教員所見
教員が授業担当初年度ということもあり、授業計画や進行について不手際もあったが、参加者の協力により、少なくとも担当教員にとっては有意義な演習となった。
演習で設定した各課題については、議論が比較的活発となる題目(死刑や責任能力など)と、そうでない題目(違法性と責任の理論的関係、後半の判例演習など)とに分かれた。この要因は、報告自体の良し悪しや参加者の興味・関心の程度というよりも、参加者に共有される前提知識の有無・程度にあるように思われた。それゆえ、議論を活性化するためには、報告者以外の参加者にも一定の予習・準備を要求したいところである。しかし、アンケートにもあるように、基盤科目の特に重要なものを並行して履修していることにかんがみれば、この要求の貫徹は困難であるため、教員の側で、設定課題および授業進行の工夫を行うほかないだろう。もっとも、報告者の工夫により、議論が非常に盛り上がった回があるのも事実である。
レポート課題については、演習の内容を踏まえた上で、各自の主張に反省を加えるなど、十分に考察されたものが多かった。また、レポートの出来と演習における発言頻度とが必ずしも相関していないことからは、十分な意見を持ってはいるが、発言するには至らなかった参加者が少なからずいることがうかがえる。
最後に、刑事法演習という側面から総括すると、本演習の主題である責任主義の発想の習得は、一定程度達成されたのではないかと思う。もっとも、刑事法の基本的な視座に局限するために、犯罪被害者の問題を意図的に避けたのだが、このことが参加者の興味・関心に正面から対応しない結果となったことは否めない。これはもっぱら教員の不手際であった。