九州大学法学部2017年前期 学生による授業評価アンケート
基本情報
- 授業科目名:法政基礎演習
- 担当:大谷
- 回答数:18
- 教員所見:あり
- 実施:2017/07/04
- WEB公開:2018/06/13
Ⅱ 法政基礎演習について全般的にお尋ねします
(c)演習の希望を出すにあたり考慮した点
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 演習の内容 | 18 | 85.7% |
| 担当教員 | 3 | 14.3% |
| 開講曜日・時間 | 0 | 0.0% |
| その他 | 0 | 0.0% |
| 合計 | 21 | 100.0% |
(d)希望を出すに当たりシラバスは読みましたか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 熟読した | 6 | 33.3% |
| ある程度読んだ | 12 | 66.7% |
| あまり読まなかった | 0 | 0.0% |
| 全く読まなかった | 0 | 0.0% |
| その他 | 0 | 0.0% |
| 合計 | 18 | 100.0% |
(e)法政基礎演習の選抜方法(志望理由提出後、学務委員会での選考)についてどう思いますか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 今年度の方法でよい | 12 | 66.7% |
| 抽選等による選抜の方がよい | 2 | 11.1% |
| その他の方法がよい | 2 | 11.1% |
| わからない | 2 | 11.1% |
| 合計 | 18 | 100.0% |
①その他の方法がよい
- 1年次のGPA順に希望を通す
- 志望理由とある程度考慮した上での抽選等
(f)2年生を対象とするこのようなゼミを今後も続けるべきか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| ぜひ続けてほしい | 13 | 72.2% |
| 特に必要はない | 4 | 22.2% |
| わからない | 1 | 5.6% |
| 合計 | 18 | 100.0% |
(g)このようなゼミを開講する時期については、どう思いますか
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 本年度同様、2年前期がよい | 10 | 55.6% |
| 2年後期がよい | 5 | 27.8% |
| その他の時期がよい | 3 | 16.7% |
| わからない | 0 | 0.0% |
| 合計 | 18 | 100.0% |
③本年度同様、2年前期がよい
- 後期にゼミについて考える期間が欲しいから。
- 専攻科目が始まるタイミングでこのような演習をするのは望ましいと思うから
- 不満は特になかったため。
- 憲民刑受動の授業と併行して能動的に学習できるから
- 本格的に法学を学びはじめる時期なので、基礎演習とともに法の世界に触れることができるのは良いと思うから。
- 法学部生として詳しく法について学び始めるのが2年前期であり、ゼミの内容が他の授業の補足となったりするから。
- 1年後期でゆるみがちなので、気を引き締めるという意味でもこの時期が良い
②2年後期がよい
- 2年前期は専攻科目導入期であり、他専攻科目の負担が大きいので
- 2年生前期の時点では、法の知識がほとんど無く(それゆえに、できる議論もあるが)建設的な議論ができないから。
- 1年は基幹教育 2年前期は基盤科目が多く、レポートやテストが多い。きつい。
- まだ専門が始ったばかりで知識や土台が乏しい
①その他の時期がよい
- 2年から本格的に専攻科目を学び始め、憲法・民法・刑法などの基礎的な法律や政治学を学ぶことになるが、意外と多忙になってしまっている。その中でこのゼミを開講すると、他の科目に時間を割り当てにくくなる。このことから、1年後期に開講したほうがいいと思われるから。
- 昔は、1年生の頃から、開講していたと聞いたから。
- 1年時が良いと思う。 時間的にも余裕があり、議論にも深みが増すと思う。
(h)法政基礎演習全般、九州大学法学部教育全般について
- 1年後期に「法学入門Ⅱ」みたいな授業を開講してみてはどうだろうか
- 医学部のような24時間開放の自習室を備えてほしい
Ⅲ あなたが受講した演習についてお尋ねします
(i)この演習を受講してよかった点
- 雰囲気が良く、発言しやすい空気だった
- 刑法を中心として現在もなお物議をかもしている分野について、同級生と議論できる点。
- 法学に対する、免疫がぬぐえた。
- 自分が全く知らなかった分野について考えを深めることができた
- 刑法の分野について、特に詳しくなれると思います。
- 自分の興味のある論点について議論できた点
- 一方的に教えこまれるよりも確実に刑事法の基本原理を理解できた。
- ・ものごとをすべて受け入れるのではなく、批判的に見ることができたこと
- 刑法に関する様々な論点について考えることができた。前半の報告では従来からあった問題について取り上げており、後半の報告では最近話題となった問題について取り上げており、これらについて考えることは非常に有益である。また、この演習を受講することによって刑法の授業の理解が促進される。
- 刑法において主要な論点を学ぶことができた点。 法学の発表方法を知ることができた点。
- 判例を見ることができ、刑事事件への理解が深まった。
- 大谷先生の説明がとても丁寧であり、分かりやすかった。
- 刑法についての難しい問題について考察するきっかけとなった。
- 新しいテーマについての議論(共謀罪など)とある程度議論されているテーマ(死刑など)のバランスが良くて充実していた。
- 裁判例の見方、探し方について学べたこと。 普段疑問に思ってた事案を取り上げて調べることができたこと。
- ・裁判例や文献について調べる方法を学べたこと。 ・普段何気なく見聞きしていることについて深く考えられたこと。 ・新たな問題意識をもつことができたこと
- 具体的な事例を、議論を交わしながら熟考していくことが、理解を深めることにつながった点。
- 少人数のゼミ形式という形であったため、各々が積極的に参加する必要がある状況ができたために、授業参加が他の授業よりしやすくなっていた点。
(j)この演習の改善点
- 特になし。
- 特にないです。
- 被発表者間での討論を促すともっと良いと思った。
- 時間の配分を改善してほしい。
- 議論は報告班、質問者間だけでなく、全員でできたら良いと思う
- 特に無し。
- 選考によって希望のゼミを受講する人が少ない
- テーマ設定に関して少し議論するには学説が十分にないものがあったので、そこは改善の余地があると思った。
- もう少し発表に対する意見を積極的に言えればよかった。
- 「議論」という要素がうすかった気がする点
Ⅳ 受講した演習の質問・意見
- 自分は議論や発表が苦手だが、同級生の中には、鋭い多様な視点からの質問があり、自分も議題の本質をつかめるように、日々、物事に対して熟考するくせをつけ、論理的思考力を身につけたい。
- 法学に対して、あまり関心がなかったが、このゼミにより法学が身近なものとなった。自分で法の関心事等を調べたりと、積極的な姿勢を身につけれたと思う。
- 議論の方向を示してほしいと感じる時があった。
- 多角的な視野を養うのに役立つと思います。 自動運転のシステム詳細
- 一般的な問題から近年話題となってきた問題について幅広く課題に取り組めたことがよかった。 裁判例を多く調べ、見ることができ、裁判例を見るということに慣れることができた。
- よくありがちな論点だけでなく、身近なところや新たに現在の問題となっている点などを取り上げていただいたので、普段考えないような問題にまで自分の視野を広げることができました。
担当教員所見
本授業は、担当教員にとって初めて受け持つ授業でもあり、いろいろ不足があったと思われますが、参加した学生の皆さんの協力の下、円滑に進めることができたことに感謝します。
授業のやり方としては、前半は刑事法の分野で議論の蓄積があるテーマを、後半は近時、話題になっているテーマを取り上げ、3、4人のグループで報告をしてもらい、全員で議論を行いました。報告では、できる限り判例を取り上げてもらうこととしました。このやり方については、概ね肯定的な評価を受けることができたと思われます。
一方で、「被発表者間での討論を促すともっと良い」「『議論』という要素がうすかった」「議論の方向を示してほしい」などの意見もありました。この点は、担当教員の力量不足が招いている部分もあると思われますが、議論とは本来、参加者全員で作り上げていくべきものであり、むしろ自身の問題として受け止めてほしいと思います。
法政基礎演習の共通目標として、レポート・論文作成能力を身につけることが設定されていることに鑑み、授業で取り上げたテーマに関するレポートを提出課題として課しました。授業で取り上げたテーマについて、自分なりに考察を深めているレポートが見られた一方、表面的に振り返っているに過ぎないものも見られました。今後、レポート、論文を作成する機会はたびたび訪れるため、自分の考えを文章で表現する技術をぜひ磨いていってほしいと思います。