九州大学法学部2017年前期 学生による授業評価アンケート
基本情報
- 授業科目名:知的財産法【国際知的財産法】
- 担当:小島
- 回答数:47
- 教員所見:あり
- 実施:2017/07/13
- WEB公開:2018/06/13
Ⅰ あなた自身について
(a)学年
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 法学部1年生 | 0 | 0.0% |
| 法学部2年生 | 0 | 0.0% |
| 法学部3年生 | 44 | 93.6% |
| 法学部4年生以上 | 3 | 6.4% |
| その他 | 0 | 0.0% |
| 合計 | 47 | 100.0% |
(b)この授業の出席状況
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 全て/ほとんど出席した | 28 | 59.6% |
| だいたい出席した | 19 | 40.4% |
| あまり出席しなかった | 0 | 0.0% |
| 全く/ほとんど出席しなかった | 0 | 0.0% |
| 合計 | 47 | 100.0% |
Ⅱ 授業に対する評価
(c)授業内容への興味
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| たいへん興味がもてた | 16 | 34.0% |
| 興味がもてた | 29 | 61.7% |
| どちらともいえない | 1 | 2.1% |
| あまり興味がもてなかった | 1 | 2.1% |
| 全く興味がもてなかった | 0 | 0.0% |
| わからない | 0 | 0.0% |
| 合計 | 47 | 100.0% |
(d)授業内容の理解
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| よく理解できた | 5 | 10.6% |
| だいたい理解できた | 26 | 55.3% |
| どちらともいえない | 15 | 31.9% |
| あまり理解できなかった | 1 | 2.1% |
| 全く理解できなかった | 0 | 0.0% |
| わからない | 0 | 0.0% |
| 合計 | 47 | 100.0% |
②あまり理解できなかった
(e)授業内容の水準
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 適切だと思う | 17 | 36.2% |
| だいたい適切だと思う | 25 | 53.2% |
| どちらともいえない | 5 | 10.6% |
| あまり適切ではないと思う | 0 | 0.0% |
| 全く適切ではないと思う | 0 | 0.0% |
| わからない | 0 | 0.0% |
| 合計 | 47 | 100.0% |
(g)教員の準備
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| よく準備している | 43 | 91.5% |
| おおむね準備している | 3 | 6.4% |
| どちらともいえない | 1 | 2.1% |
| どちらかといえば準備が足りない | 0 | 0.0% |
| 全く準備が足りない | 0 | 0.0% |
| わからない | 0 | 0.0% |
| 合計 | 47 | 100.0% |
(h)教員の説明の仕方
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| たいへん分かりやすかった | 17 | 36.2% |
| 分かりやすかった | 27 | 57.4% |
| どちらともいえない | 2 | 4.3% |
| 分かりにくかった | 1 | 2.1% |
| 非常に分かりにくかった | 0 | 0.0% |
| わからない | 0 | 0.0% |
| 合計 | 47 | 100.0% |
(i)教員の話し方
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 聞き取りやすかった | 31 | 66.0% |
| だいたい聞き取りやすかった | 11 | 23.4% |
| どちらともいえない | 4 | 8.5% |
| やや聞き取りにくかった | 1 | 2.1% |
| 非常に聞き取りにくかった | 0 | 0.0% |
| わからない | 0 | 0.0% |
| 合計 | 47 | 100.0% |
(j)板書・OHP・配布資料等の視覚的工夫の効果
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 効果があった | 18 | 39.1% |
| おおむね効果があった | 26 | 56.5% |
| どちらともいえない | 1 | 2.2% |
| あまり効果はなかった | 1 | 2.2% |
| 全く効果はなかった | 0 | 0.0% |
| わからない | 0 | 0.0% |
| 合計 | 46 | 100.0% |
(k)この授業に対する評価
| 設問 | 件数 | 構成比 |
| 大変評価できる | 19 | 41.3% |
| 評価できる | 24 | 52.2% |
| どちらともいえない | 3 | 6.5% |
| あまり評価できない | 0 | 0.0% |
| 全く評価できない | 0 | 0.0% |
| わからない | 0 | 0.0% |
| 合計 | 46 | 100.0% |
⑤大変評価できる
- 余談が面白く、授業も、今まで受けた法律の授業とは雰囲気が違ったから。
- 理解するまでが大変だが、理解できたときの達成感が大きいから。
- 「与太話」が興味深かったから。
- 個人的に難しくも興味のもてるおもしろい授業であったと思う。
- 先生の探求心に刺激される
- 楽しかったから
- 知財法の考え方を根本に遡って吸収できる授業だったから。
- 内容の充実性
- 授業内容自体も分かりやすかったし、先生の余談も聞いていて、大変勉強になった。
④評価できる
- 知的財産法の内容だけでなく、様々な雑談がとてもためになり、おもしろかった。
- とても興味深い内容で聞いていて楽しかったです。
- 授業内容については興味がもて、話の内容も他科目にも通じる役立つものが多かったですが、授業が計画に対しおくれていたので予・復習がしづらかったです。
- 法だけでなく法の使われる社会の幅広い話を聞くことができ、興味深かった。 しかし、知財法の体系のうちどこの話をしているのか分からなくなることがあった。
- 知財法を身近なものとして思えるような内容であったため。
- 授業内容だけでなく、その他の話もあり、大変興味深かったから。
- 知財についての知識はもちろんのこと、先生の多岐に渡る興味分野についてのお話もたくさん聞くことができて、すごく面白かった。
③どちらともいえない
- むずかしかったです・・。
- 資料の提示はよかったが多少見にくい点があったため。
Ⅲ この授業の教育目標・方針・方法等について
(l)問答の効果について
- 緊張間がありよかったと思います。 1人の解答時間が長かったのため、もっといろいろな人にマイクが回るとよかったと思います。
- 当てられている生徒と一緒に、先生の質問の答えを考えられたので効率的だったが、声の小さい生徒の答えがききとれなかったときに、それ以降の問答についていけなくなるときがあった。
- 他の人が考えてることを聞けた点では良かったです。 私が全く思いつかないようなことを話している人がいると、私ももっと頑張らねば・・という気持ちになりました。 ただ、答えるまでの時間がかかって、授業時間がおしてしまうのが気になりました。
- 自分があてられていないときでも、先生の質問について考えさせられたので授業の内容が印象に残りました。
- 問答で話の意図が分からなくなって困惑した・・
- 問答を通して、受講生の考えを引き出す過程は、テキストを読んだだけでは分からないことを学ぶのに効果的であったと感じた。
- 問答をすることで、受講生の持つ不十分が考えや意見が一応の「結論」に至るプロセスが分かり、指名された受講生はもちろん、他の学生にも、理解が深められた点で効果的だったと思います。
- 自分で考えながら授業がきけて良かったと思う。
- 効果的だったと思う。一方的に先生の話を聴くだけでなく、自ら考えることでより理解を深められた。
- 受講生に深く考えるきっかけを使っていてよかったと思う。
- (効果的○) ・思考を促す (効果的×) ・時間がかかる
- 問答の回数が講議によって差があるように感じました。
- 誘導されていく過程で、考える順番などがわかるのでよかった。 ただ、わりと時間がかかりやすいかな、というところはあった。
- 常に考えておく緊張感は良かったです。
- 問答によって理解はすすむとは思いますがもう少し一人に対する問答の量が少ない方がわかりやすくなるのではないかと考えました。また、時間も長びくことも少なくなると考えます。
- ・ゼミ生の人が当たるイメージがあるので効果他の学生にとっては少ないと感じました。
- 緊張感が持てたことにより、他の授業より集中することが可能でした。
- 受講生に考える力を付けさせる点でよかったと考えます。
- 聞くだけの講義よりも、積極的に自分で考えることができ、よかったと思います。
- 問答があることで考える機会が増え、問題や知的財産法の内容に取り組みやすかった。
- 他の人がどのように考えているのかや、授業の定着度を知ることのできる良い機会でした。
- 必ずしも教科書に書かれることのない意見や考えが発言されることで、+αの話が聞けた点で効果的であったと思う。
- 生徒に問いかけつつ、適宜ヒントを与えながら答えに導いてくれていたので、答えにいきつくまでの過程を意識しながら考えることができた。 ただ少し授業のペースが遅れるという点では欠点もあると感じた。
- 集中できて良かったと思います。 でも緊張しました。
- 問答をすることで、理解が深まる点では効果的だったと思います。
- 他の学生がどう考えているか知れるので良かったと思う。
- 自分の中でわかったようでわからないことが判明すること 学生が後ろに座りやすくなること
- 「問答」を取り入れることで、授業に緊張感を持って臨むことができた点で良かったと思います。特に、他の受講者の「問答」を聴いているだけでも、先生の問いかけによって自分では気づいていなかった新たな観点や疑問点に気づくことができた点で効果的だったと思います。
- マイクを向けられた人と先生のみの対話になる可能性があった。
- 能動的に授業を受けるのではなく、自分で考えながら授業にとりくめたのでよかったと思う。また、他の人の考えを聞くことで自分の考えも深まった。
- 自分が答えていなくても、他の生徒と先生の問答を聞いて、自分だったらこう答えるな、という風に、授業内容について考えを深めるきっかけになってよかったです。
- 答えに詰まった時の思考時間が長く、冗長に感じたことがあった。
- 効果的だった。疑問に対して考え、答えるという自分の意見を伝えるという取り組みは良いと思う。
- 自分も問いについて考えることで自分が分かっていないところを知ることができました。なので、受講生とのやりとりは効果的だと思います。
- 同じ学生(受講者)の考え方と自分の考え方を対比できて、自己の客観化を図れる点は良い。 問答に時間がかかり、講議が遅れこむことはあったが、一方的な座学よりも考え方を深められる場だと思う。
- 当てられたら嫌だとナーバスになることはあったが、気が引き締まって授業に集中することができたと思う。
- 自分で考える力がつくので効果的だと思います。 しかし1人あたりの問答の時間が長く、ほとんどの人が問答を経験しなかったと思います。
- 受動的にならず、自ら考える機会になったので良かった。
- 「なぜ・どうして」を掘り下げられるので、論理的な思考ができるところが効果的だった。 どうしても進度が遅れがちになるのかもったいなかった。
- 学生の発言を求めることによって、知的財産法初学者が陥りやすい間違いや素人だからこそ見えてくる疑問点などに関連する知識を受講者全員で共有できた点は効果的であったと感じた。
- 受け身な授業にならなくてよかったと思う。 当てられて分からないときも先生はいろいろヒントを出してくれてよかった。 裁判の結果だけでなく、考え方から教えてくれたので、応用がききそうだと思った。
- 全然予習をしていない人、答えに詰まっている人に対する問答に長々と時間をかけすぎているのはよくないと感じた。 授業が遅れる原因となっていると思う。
- A.効果的だった。 <理由> 考える時間ができたため、授業内容が頭に入ってきやすかった。
(m)「加工されていない裁判例」の分析効果について
- 普段は百選ですませてしまうので、きちんと判例を読むのはよい経験になりました。
- 初めて生の裁判例をみたので、裁判の流れが具体的に分かった。
- 効果的でないとまでは思いませんが長くて読むのが大変だとは思いました。
- 生の裁判例を読む機会はあまりないので、目をつけるポイントや、こういう流れで判例は書かれているんだと分かりました。
- 話がはやくて分からない所があった・・ でも、生の裁判例の方がおもしろみがあっていいと思った。
- 生の判決の分析をすることは、あまり経験がなく、非常に興味深いと思った。著作権法への理解を深めるのに、効果的であったと思う。 ただ、もう少し時間をかけて、丁寧に分析したいとも思った。
- 原告被告裁判所がしている主張判断を知ることで、なぜこの場面でこの主張をしているのか、または、していないのかということまで考えることができ、各条文の要件や効果を、百選を使うよりも深く知ることができたと思います。
- 着眼点を考えるのが難しかった。
- 当事者の主張、立証の組立て方を理解するのに効果的だった。
- 主張立証等を深く見ることができたのがよかった。
- 授業で扱わない箇所が多かったので、予習の段階で重点的に読む部分を示して欲しかったです。
- 百選をみることが多いので、生の裁判例で分析できるところはよかったと思う。 ただ、慣れていないので多少理解しにくいところもあると思った。
- 自分で分析する力を身に付けられたと思います。
- 多くの百選の判例をとりあげることに比べて、生の裁判例についてじっくり検討する仕方の方が理解しやすかったです。
- ・生の裁判例は「事案の概要」を理解することすら難しくてその考え方を学べたというのはとても効果的であったと思います。
- 1から考えることにより、理解が判例百選よりも簡単であったと考えました。
- より事実に近い状態の事例に触れられてよかった。
- がっつり読んだという手応えがあり、一つひとつの事件について深く考えられたと思います。
- 裁判例を分析することで、教科書の内容が実際の裁判でどう武器として扱われているのか理解することができてよかった。
- 裁判例の読み方についても考べたので、良かったです。
- 判旨、根拠条文から自分で判例を分析するきっかけとなり、効果的であったと思う。
- 他の授業ではしないことなので、良い経験になった。
- 判例百選は、解説付きで読むだけで、自己で考えるということをしにくいのですが、生の判例を使うことで、自分で考えようとすることができるようになった点において、効果的だったと思います。
- 百選は最高裁が多いが、下級審判例について深く読みこめたのはとても勉強になった。
- 法律を「使う」という観点から学ぶことができた点で効果的だったと思います。
- どの部分が原告が主張したいことなのかなどを、抽出された文章ではなく、元の文章から探すことで、分析する力がついたと思う。
- より身近に感じられ、効果的なように思えた。
- 「生の裁判例」の分析は、講義の時間に実際の現場での主張立証の過程を考えたことはよいことだと思う。
- 今まで、百選しか読んだことがなかったので、難しかったですが、今までの自分の知識との違いが分かり良い刺激になりました。
- 九大の授業で演習を除いて実際の裁判の判決を見ていくことはなかったので貴重な経験だった。 また、要件事実など実務で原告/被告が主張すべきことを繰立てるのは、実務家志望に有用なのはもちろん、そうでない人にも実体法、手★法の仕組みを理解できる点で大変有用である。
- 最後に取り上げた車椅子の判例は分かりづらかったが、事件等の事実を深く知ることができて、判例への理解も深まったのではないかと思う
- 実務で役立つのは生の裁判例を読みとる力だと思うので、効果的だと思います。
- 生の裁判例にふれる機会は今までなかったので、新鮮だった。裁判例をかみくだいていくうえで、全体を通して見るということは必要なことだと思うので、とても参考になった。
- 編者・著者の解釈が入らない一次資料を分析するのは大事なのに意外にあまりしないので、それをできたのはよかった。
- 非常に重要で有用な試みであったと考える。判決原文という訴訟に関係した人間以外の視点が全く入らない文章を読み、知的財産法が実際どのように作用するのかを学べた点は他の講義ではないがしろにされがちであるのに対して学生のためになる取組であったと感じた。
- 生の裁判例だったので、原告の主張、被告の主張から考えることができてよかった。(百選だと裁判結果だけ学ぶことになるので)でも車いす事件のファイルを私の携帯は読みこめなくて大変だったので、ポイントとなるところだけでもプリントにして配布していただけたらありがたいです
- 裁判例を自分で読むきっかけになった。
- A.効果的だった。 <理由> 実際の訴訟における争いが理解ができ、他の法律の勉強においても役立ったから。
Ⅳ 授業に関する質問・意見・感想、学生の授業評価について
- 問答や与太話などで時間が足りず、特許法に関してはかけ足で進めた印象があり少し残念でしたが、他の授業より興味深かったのでこの方針でも良いと思います。 ありがとうございました。 また、川村由仁夜さんの講演会を授業を使ってやってくださり興味の幅が広がりました。
- (感想) (良) 雑談が興味を引くものが多く、またいい気分転換でもあった。 (悪) 早口すぎた。
- ふだん法学部では聞けないような幅広い分野の話が聞けたのでとても興味深く、楽しかった。 知的財産権の分野をもっと学んでみたいと思えた。 講師の先生をまねいてファッションについての講義が聞けたこともおもしろかった。
- 休憩、雑談、ありがたかったです。
- 授業時間の延長が多かった。
- 授業の中間で休憩があったり、知財法に関する雑談があったりと、授業に集中しやすく気分転換にもなってよかったが、少しその分の時間が長かったかなと思う。 授業が遅れてしまうのは、そういったことも原因ではないかなと思った。
- 途中の話が楽しみでした。
- 各地を飛び回っていらっしゃるので身体には気をつけてください。
- 法学部として法学の勉強をしている身にとってものづくり、クリエイティブ産業の流れなど、社会の仕組みも知らなければいけないと痛感できる授業だった。
- スクリーンに写された文字が小さくて見づらいことがあった。
- 半年間講義をしていただき、ありがとうございました。 知的財産法という学問領域への関心を駆り立てられるとともに、先生のお話される雑談が毎回面白い授業でした。就職活動との兼ね合いで実際に講義に出席できたのは半分程度でしたが、今期で最も充実した講義内容であったと思います。
- 雑談タイムがよい息抜きになった。 少々早口気味に感じたのと、プリントに記載されているQに対する答えは結局何なんだ?と思うことが度々あったので、そこは改善して頂ければと思う。(講義中に紹介されていた『20歳の自分に受けさせたい文章講義』、自分で買って読んでみました。良書であったと思います。)
担当教員所見
アンケートへのご回答、誠に有り難うございました。ご指摘を踏まえて、今後の改善につなげていきたいと考えています。この授業では、受講者の皆さんに、知的財産法の基本的な知識をお伝えするのみならず、「ものづくり」や「まちづくり」などの営みにも関心を持っていただきたいと願いながら授業していました。皆さんが、今後ともこういった活動に関心を持っていただければ、授業担当者としては嬉しく思います。