履修条件 |
@ 毎回の出席と予習が必要不可欠。 A 政治学史をまだ受講していない場合には、並行して政治学史(前期)や政治学史入門(後期)を受講することが望ましい。 B 後期の学期末には、ゼミ論文の提出が求められる。
|
授業の目的 |
以下の3点を獲得目標とする。
@ 高水準のテクスト(古典的テクスト)の読解能力の育成。これは、卒業時までに達成すべき専門的能力のうち、基本中の基本の能力である。目標達成の具体的方法は、西欧政治思想史における基本文献(さしあたり邦訳されているもの)をひたすら読むことである。テクストが読みこなせるようになってくると楽しくて仕方ない、ということになる。
A 口頭発表やレポート・論文執筆などの発信能力の開発。夏休み中には、各自、ゼミ論文の構想を考え、数度の発表を経て年度末のゼミ論集発刊を目指す。これにより、レポートや論文の書き方の基本を習得するとともに、自力で問題を発見する力を養うことがめざされる。
B 自律的な事柄処理・運営の能力の育成。コンパ、合宿、ゼミ論集の編集などをつうじて、相互に交渉し決定し協力して目標達成をはかる力をつける。
|
授業の概要・計画 |
@ 通年の作業としては、しばしば政治学史上の古典と呼ばれてはいるが、実際には読まれることの少ない古典、あるいは現代政治理論における基本的文献と評価されているものを選んで、じっくりと読んでいく。 A 夏期合宿を行い、各自のゼミ論文構想を発表する。 B 12月から1月にかけて、各自のゼミ論文の草稿を発表し、批評を参考にゼミ論文を仕上げていく。 C 2月中旬に、ゼミ論文を提出し、ゼミ論文集を作成する。
|
授業の進め方 |
@ テクストに準拠しながら、厳密な読解を行なう。したがって、予習は必須である。 A 順次、内容の報告を担当してもらう。 B 報告を担当しないときでも、司会役を務めたり、積極的に討論に参加することが必要である。
|
教科書・参考書等 |
演習開始時に指示する。 |
成績評価の方法・基準 |
前掲の獲得目標への到達度という観点から成績評価する。具体的な評価対象は、ゼミ論文と、演習の参加態度や貢献度である。 |
その他(質問・相談方法等) |
|
過去の授業評価アンケート |
|