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履修条件 |
(１)自分の「問題」を正確にかたちにできるようになりたいという意欲をもっている方。
(２)他者との討議のための作法と討議での技術を向上させたいという意欲をもっている方。
(３)自分の分析を言葉(文章)で正確に伝える能力を向上させたという意欲を持っている方。
(４)単位を取得したい方は、年度末にレポートの提出(４００字×２５枚以上)を求めます。
(５)単位はいらないけれど参加したいという方、歓迎です。ちなみに過去３年間は、単位が必要な人が毎年１〜２名だけ。残りの３〜４名は、すべて単位のいらない参加者でした。 |
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授業の目的 |
(１) グローバル化 （世界化） とローカル化 （地域化） の間で従来の中央集権的な政治がゆらいでいます。 そのような 「ゆらぎ」 の一側面として、多様なナショナリズムが強まっています。
何が、どのように変化しつつあるのか。日本を主な対象としてテキストの輪読と討議、昨年同様の現地調査を通じて検討していきます。
(２) また上記のようなテーマの検討の過程で、報告・司会・討論・聞き取り調査・文書報告の作成などの職業生活でも必要になる「汎用的」な技術を向上させます。 |
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授業の概要・計画 |
(１)年間の計画はゼミ生と相談の上で決定しますが、昨年度と同程度の「活動量」は維持します。昨年度のゼミの内容は出水の開設しているHP（http://homepage2.nifty.com/IZUMI/Lab/）で見ることができます。昨年度は合宿(現地調査)３回、４大学合同ゼミ１回、ゼミ旅行１回をおこないました。また１０冊の新書を読みました。
(２)授業の内容はテキストの輪読・討論と、現地調査の実施と討論の二つに大きく分けられます。
現地調査については前期に各参加者独自の取材対象を選定してもらい、それについての基本知識を確認する討議を適宜おりまぜて進めます。そして夏休み以降、現地調査を本格化させます。
(３)来年度は大きく二つの主題がありますので、前期はグローバリズムとローカリズムについて、後期はナショナリズムについて力点を変えておこなうつもりです。 |
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授業の進め方 |
授業概要・計画を参照 |
| 教科書・参考書等 |
(１)基本的には各自のフィールドワークのなかから出てきた問題関心にそって、相談して決めたいと思います。
(２)ただ前期の冒頭は次の２冊を３回(週)で「とっかかり」として読みます。
広井良典 『定常型社会 新しい 「豊かさ」 の構想』 岩波新書
富永健一 『社会変動の中の福祉国家 家族の失敗と国家の新しい機能』 中公新書
また後期冒頭は次の２冊を３回 （週） で 「とっかかり」 として読みます。
香山リカ＋福田和也 『「愛国」 問答』 中公新書ラクレ
姜尚中・森巣博 『ナショナリズムの克服』 集英社新書 |
| 成績評価の方法・基準 |
(１)最終レポートが50点です。
(２)日常の出席と参加状況が50点です。
(３)上記の基準は、言うまでもなく、単位が必要な方のためのものです。 |
| その他（質問・相談方法等） |
(１)ゼミの相談は出水のHP上の掲示板かメーリングリストでおこないます。参加者はメールアドレスを持ってもらう必要があります。
(２)授業時間の「延長」が恒例になっていますので、ゼミの後の時間に授業やバイトがない方が良さそうです。
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| 過去の授業評価アンケート |
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