履修条件 |
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授業の目的 |
第二次世界大戦(太平洋戦争を含む)と戦後の世界秩序形成のプロセスを冷戦との関わりで総合的に考察する。特に戦争とメディアとの関係のあり方に注目し、情報操作を見抜くだけの観察力、分析力を身につける。 |
授業の概要・計画 |
授業は大きく三部に分ける。 第一部は、第二次世界大戦(太平洋戦争を含む)と冷戦の起源を特に原子爆弾の開発・投下の問題との関連で説明する。 第二部は、冷戦終結後の世界秩序の変容を、特にアメリカや国連との関わりで考察する。また、9・11事件の背景とその後のアフガン戦争・イラク戦争の意味・影響についても論じる。 第三部は、戦後における日本の安全保障の問題を日米安保、沖縄基地問題を中心に概観するとともに、9・11事件以後のアメリカの変容と日本の対応・選択についても考察する。
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授業の進め方 |
関連ビデオの上映をはじめに行い、資料配付と板書によって授業を進める。授業の最初に時事問題についてのコメントを加える場合もある。また、最後に質問を受ける時間やアンケートに答えてもらう時間をとる。 |
教科書・参考書等 |
教科書については、適宜指示する(事前に指定・販売する)。参考図書としては、辺見庸著 『永遠の不服従のために』 『いま、抗暴のときに』(毎日新聞社)を事前に読んでおくこと。 |
成績評価の方法・基準 |
レポート提出と豆テスト、授業アンケートなどによる総合評価。 |
その他(質問・相談方法等) |
ビデオ上映あり。 |
過去の授業評価アンケート |
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