現代の政治と法

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
現代の政治と法
標準年次
1
講義題目
現代社会における法の機能
開講学期
前 期
担当教員
中窪 裕也
単位数
2単位
教  室
113(六)
科目区分
入門科目
履修条件
特になし。
授業の目的
わが国の実定法システムについて基本的な知識を身につけ、社会において法がどのように機能しているかを少しでも体系的に理解できるようにすること。
授業の概要・計画
(授業概要)
裁判所の判例を素材として、刑事・民事それぞれの法体系の特色と、法が社会の現実に適用されるときの具体的な論点を考察する。

(授業計画)
1 イントロダクション
2 犯罪と刑罰(1) 法の解釈
3 犯罪と刑罰(2) 正当防衛
4 犯罪と刑罰(2) 捜査手続
5 私人間の契約(1) 契約の成立
6 私人間の契約(2) 錯誤
7 私人間の契約(3) 約款の解釈
8 私人間の契約(4) 契約の付随義務
9 不法行為(1) 交通事故と損害賠償
10 不法行為(2) 過労自殺と損害賠償
11 行政訴訟 過労死の労災認定
12 家族と法 離婚
授業の進め方
毎回1件の具体的な判例を素材として取り上げ、その法的な位置づけについて考察する。参加者は、事前に配布される判例のコピーを読み、(わからなくてもよいから)自分の頭であらかじめ考えたうえで出席してほしい。
教科書・参考書等
毎回持参すべき参考書として、松井茂記・松宮孝明・曽野裕夫著『はじめての法律学 補訂版』(有斐閣、2004年)。
成績評価の方法・基準
定期試験の成績に、授業中の態度を加味して評価する。
その他(質問・相談方法等)
特になし。
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