社会法演習

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
社会法演習
標準年次
3・4
講義題目
社会法演習
開講学期
通 年
担当教員
中窪 裕也
単位数
4単位
教  室
106
科目区分
展開科目
履修条件
 特になし。
授業の目的
 アメリカの労働法・社会保障法の体系を学び、 これとの比較を通じて、 わが国の社会法に対する理解を深める。
授業の概要・計画
 アメリカで働く人々の労働条件や生活はどのような法制度によって守られているのだろうか。 グローバリゼーションの名の下にアメリカ化の圧力が高まる今日、 そのユニークなシステムは、 わが国の (あるいは他国の) 社会労働立法にどのような影響を与えるのだろうか。
 このような問題意識にもとづいて、 労働法・社会保障法上のいくつかの論点 (労働契約、 賃金・労働時間、 団体交渉、 不当労働行為、 雇用平等、 労災補償、 失業保険、 医療保険、 年金など) を取り上げ、 これに関するアメリカ法の状況を検討したうえで、 わが国の制度との対比を行う。 具体的な項目や順序については、 初回に参加者の声も聞いたうえで決める。 中間と最後に、 まとめのレポートを提出してもらう。
 基本的に日本語の資料を利用するが、 機会があれば、 やさしい英語文献にも触れるようにしたい。
授業の進め方
 毎回、 担当者を決めて報告をしてもらい、 これに対する質疑応答や討論を行う。 真面目にやっている限り決していじめないので、 間違いを恐れず積極的に発言してほしい。
教科書・参考書等
 中窪裕也 『アメリカ労働法』 (弘文堂) を基本教材として使用する予定。
成績評価の方法・基準
 出席状況、 討論への参加、 レポートなどを総合的に判断する。  
その他(質問・相談方法等)
 
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