履修条件 |
「国際取引法」 の履修が望ましい。 3年次生の場合、 4年次で履修することも可。 |
授業の目的 |
国際取引法の講義によって、 グローバル化していく国際取引及び国際ビジネスにおける様々な角度からの法的論点 (WTO、 通商法、 独占禁止法、 製品品質安全と製造物責任、 契約実務、 企業提携、 海外進出と撤退、 技術と知的財産権に関する取引、 国際紛争解決など) を学ぶことを前提にして、 本演習においてそれぞれの事象を個別により深く研究・考察し、 それぞれの論点や問題点をより深く理解しその解決法を探求するとともに、 これらについての自分の意見を持つことができるような能力を育成する。 |
授業の概要・計画 |
最近の中国の加盟や米国の鉄鋼セーフガード等で話題となっている WTO 関連のポイントは一般的な国際取引を理解していくうえで重要な位置を占めているため演習の一つの重点として取り組んでいく。 国際取引法の講義ではむしろダンピングやセーフガードといった個別通商法に重点が置かれるので、 この演習では WTO 自体についての基礎的な事項を学ぶとともに WTO の組織・運営に関する典型的な論点について一緒に考えて全体的な理解を深めていくようにしたい。 その他の国際取引法上の重要なポイントは 「授業の目的」 の項目で触れたような国際企業法法務を構成する各項目であり非常に幅広いエリアを含んでいる。 これらについては20年を超える教官の企業法務の第一線での実務経験を生かして、 理論分析にとどまらず理論と実務を結びつけ実務に即した理解を図るような取り組みを行っていきたい。 |
授業の進め方 |
希望の聴取と話し合いによって個別テーマを選択して研究と調査を分担。 各自の研究、 調査とその成果の発表及びそれに基づく全員での議論をベースにして授業を進めこれに教官からの解説を交えていく。 |
教科書・参考書等 |
適宜、 資料を配布したり文献を紹介したりする。 |
成績評価の方法・基準 |
出席状況、 プレゼンテーションの準備と発表の結果、 全体討論への参加の状況で判断。 |
その他(質問・相談方法等) |
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過去の授業評価アンケート |
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