外国政治書講読(ドイツ語)

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
外国政治書講読(ドイツ語)
標準年次
3・4
講義題目
ドイツ語政治書講読
開講学期
前 期
担当教員
熊野 健一
単位数
2単位
教  室
研究室
科目区分
基盤科目
履修条件
 ドイツ語履修者が望ましい。
授業の目的
 ドイツ語の読解力の向上を目指します。特に文法を厳密に踏まえながら、内容を正確に読み解けるようになることを目指します。また、ドイツ・ナチズムとイタリア・ファシズムに関する比較研究を行うことによって、戦間期ヨーロッパの政治社会状況の理解を深めるとともに、ファシズム概念そのものの理解を深めることも、本授業の目的です。
授業の概要・計画
 ドイツ・ナチズムとイタリア・ファシズムを比較検討した論文を精読していきます。そこでは、特にファシズム概念の有効性とその限界性に着目しながら、読み解いていきます。
 受講者の実力に応じて、一回当たりの読む分量を決める予定です。平均的に1回の授業では、1〜2頁を予定しています。
授業の進め方
 毎回参加者全員に音読の上、日本語に訳出してもらいます。その際、必要に応じて文法的な説明ならびに政治学概念や歴史的背景についての解説を行います。
教科書・参考書等
 Paolo Pombeni: Die besondere Form der Partei vom Faschismus und Nationalsozialismus, in: Karl Dietrich Bracher / Leo Valiani: Faschismus und Nationalsozialismus, Berlin 1991, S.161−194.
成績評価の方法・基準
 平 素
その他(質問・相談方法等)
 大学院との共同授業となります。
 テキストはガイダンスの際に配布します。
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