政治学史特殊講義

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
政治学史特殊講義
標準年次
2・3・4
講義題目
政治理論入門(政治哲学・政治思想史への道案内)
開講学期
後 期
担当教員
関口・木村 正司・俊道
単位数
2単位
教  室
101
科目区分
展開科目
履修条件
 下記の授業目的を達成するためには、毎回の出席と予習・復習が必要不可欠。
授業の目的
 @政治を理論的に考えるとはどういうことなのかを理解する。
 A政治哲学・政治理論における概念や理論の意義を、歴史、人間、社会的因果関係など、多面的角度から理解する。
 B複雑な歴史的文脈の中で書かれた政治理論・政治思想のテクストを、そのテクストの著者の意図を推し量りながら読みとる力をつけ、歴史感覚を涵養するとともに、政治的なるものへの洞察を深める。
授業の概要・計画
 授業回数は13回程度になると予想されるが、2〜3回がひとまとまりとなる形で、授業を進める予定である。詳細については、講義初回に配布する授業計画表(本来の意味でのシラバス)に提示する。
授業の進め方
 「入門」といっても、概説的な講義をするのではなく、対象範囲を絞り込んで、じっくり丹念に考察する機会を提供することが趣旨である。講義内容の水準は高度であり、自分の頭で考えることが要求される。代表的・古典的な政治思想・政治哲学のテクストを取り上げながら、授業を進める。
なお、協力教員が確保できる場合は、関口・木村の他に、昨年度と同様、多彩なメンバーが加わり、最終回は、シンポジウムを行なうこととする。
教科書・参考書等
 教科書は利用しない。授業中に資料を配付する。
 参考図書は、授業開始時に配布する授業計画表に提示する。
 なお、授業で取り上げたテクストや参考文献のすべてとは言わないまでも、幾つかのとりわけ興味が持てたものを自分で読むことを強くお勧めする。歴然とした授業効果の差が出る。「百聞は一見に如かず」である。
成績評価の方法・基準
 定期試験により成績評価する。評価は、上掲の授業目的の達成度という観点から行なう。採点基準等の詳細については、講義初回に配布する授業計画表に示す。
その他(質問・相談方法等)
 授業内容等に関する質問は、基本的に、授業時間内に受け付ける。個別的質問は、授業終了後に受け付ける。
過去の授業評価アンケート