履修条件 |
特に設けないが、民法の履修をしている方が良い。 |
授業の目的 |
近代法形成の基礎となったローマ法について、その発生、展開を具体的に追うことによって、法学学習一般の理解を深める。 |
授業の概要・計画 |
1)まず、前半において、ローマ私法の発展の概要を説明し、 2)ついで、具体的法制度のいくつかのローマでの展開、法学者の試行錯誤のあとをたどり、 3)それらが、中世ローマ法、近代法、近代各国民法典に受容され、日本民法に継受される過程とその背景を明らかにする。
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授業の進め方 |
講義を中心とし、学生諸君の質問を受けて更に展開する。 |
教科書・参考書等 |
参考書 原田慶吉 『ローマ法』(有斐閣) 同 『日本民法典の史的素描』(創文社)
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成績評価の方法・基準 |
定期試験による評価を中心として、授業中における関与、態度を参酌する。 |
その他(質問・相談方法等) |
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過去の授業評価アンケート |
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