履修条件 |
ドイツ語の初級テキストを読む意欲のある学生 |
授業の目的 |
・ドイツ語の発音の訓練、基本的文法の習得。 ・ドイツ政治史において用いられる単語の習得。 ・ドイツ語テキストの正確な訳出。 ・ヴァイマール共和国の政治・社会についての学習。
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授業の概要・計画 |
1919年に敗戦と革命の混乱の中で成立し、1933年にヒトラーの政権獲得によって終焉したヴァイマール共和国は、当時最も民主主義的といわれた憲法と、議院内閣制を備えながらもナチズムの破局を生み出しました。共和国の成立からヒトラー政権の誕生までの歴史は、ドイツ現代史の中でも最も研究が進められてきた分野の一つとなっています。このゼミではヴァイマール共和国の政治・社会史に関する平明なドイツ語で書かれた通史を原書で読み進めます。 その際、ドイツ語講読の入門であることを意識し、一文一文を正確に音読させ、訳出させることを心がけます。また文法については、基礎的な部分は学生にじっくりと考えさせ、難しい部分は教官が解説します。人名や専門用語については逐一教官が説明を行います。
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授業の進め方 |
第一回はテキストのコピーの一部を配布し、ゼミの方針について説明します。毎回読む範囲を指定してあらかじめ予習してもらい、一文ずつ(一文が極端に短い場合は二文)参加者に音読・訳出してもらいます。間違っている箇所を教官が指摘し、参加者全員に理解してもらえるまで丁寧に指導・解説します。 |
教科書・参考書等 |
教科書 Andreas Wirsching, Die Weimarer Republik. Politik und Gesellschaft, Oldenbourg 2000, S.1-45.
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成績評価の方法・基準 |
ゼミへの出席、ドイツ語の読解に向けた意欲などを総合的に判断して評価します。 |
その他(質問・相談方法等) |
ゼミに関する質問は、主に電子メールにて受け付けます。 アドレスは@law.kyushu-u.ac.jpの前にkitamuraを付加 です。
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過去の授業評価アンケート |
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