古代ローマの食

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
古代ローマの食
標準年次
1・2
講義題目
古代ローマの食を様々な面から論ずる。今回のサブテーマは「解放奴隷」。ローマ社会で重要な役割を担っていた解放奴隷の存在にも注目して行く。
開講学期
後 期
担当教員
五十君 万里子
単位数
2単位
教  室
N120(六)
科目区分
入門科目
履修条件
特になし。しかし、受講希望者多数の場合は、教室との関係で履修制限を行うこともある。その際は上級生優先。
授業の目的
古代人の生活に触れることにより、歴史感覚を養うこと。「進んでいる」「遅れている」といった表現がいかに教養のない表現であるかを知ること。「常識]という名の「先入観」を取り払うこと。
授業の概要・計画
史料の翻訳を配り、そのなかから読み取ることのできる当時の「食」事情について、考古学史料等も交えて具体的に示しつつ、解説する。
授業でプリントを配付し、目次を示す。
授業の進め方
講義形式。質問は随時受け付けるが、授業後にメモを手渡したりメールで行うことも歓迎する。
教科書・参考書等
参考図書
塚田孝雄『シーザーの晩餐』朝日文庫・1996年
青柳正規『皇帝達の都ローマ』中公新書・1992年
弓削達『素顔のローマ人』河出書房新社・1991年
他、追って追加。
成績評価の方法・基準
論述試験
その他(質問・相談方法等)
出席は取らない。参考図書を全て読みこなせば単位は取得できると思うが、講義に出席した方が労力は少なくてすむとは思う。ただ、大学生はすべて「大人」であり、市民の権利として高等教育を受けているものと考えるので、権利を行使するか否かは学生にかかっているのであって、これをチェックするのは、不適当と考えるため。
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