下記に教科書として指定した、『新民事の訴訟』は、仮装の民事事件(医療過誤)を題材に、その事件の経過を物語風に追うことにより、民事訴訟がどのようなものかを、示した書である。 授業としては、毎回、事前に読んでくる頁(大体25頁くらい)を指定した上、その部分を受講者が読んできていることを前提に、その部分で問題となっている民事訴訟上の問題について、解説を加える形で進めていく。 なお、初回(場合によっては第2回目に及ぶかもしれない)は、刑事・民事の区別など、「民事訴訟」について学ぶ上で前提となる知識の伝達を主内容とする。 |