履修条件 |
判例についてのディスカッションに積極的に参加する意欲のある学生。 |
授業の目的 |
特徴的なアメリカの法制度の理解、日米の法を比較する視座の提供。 |
授業の概要・計画 |
英米法の特徴、歴史、基本構造について簡単に見た後、下記のテキスト所収の判例を通じてアメリカ社会における法のあり方について考察する。 ディスカッションを通じてクラス・アクション、陪審制など独特の法制度、法文化の実際の姿を明らかにしてゆきたい。 取り上げる判例はいくつかの分野にまたがるが、主としてアメリカ憲法と製造物責任に関する法の歴史的展開に注目することにする予定である。 |
授業の進め方 |
基本事項についてのレクチャーと判例についてのディスカッションを組み合わせて進める。まずは、百選の判例番号79、92〜96を予習の上、授業に臨まれたい。 |
教科書・参考書等 |
「英米判例百選(第3版)」(有斐閣) 「BASIC英米法辞典」(東京大学出版会) |
成績評価の方法・基準 |
平常点(授業中の発言)と定期試験(論述)の成績による。 |
その他(質問・相談方法等) |
なし |
過去の授業評価アンケート |
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