履修条件 |
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授業の目的 |
担保物権を中心に広く債権担保の諸制度に関する基本的な知識および思考方法の習得を目的とする。 |
授業の概要・計画 |
本授業では、まずはイントロダクションとして、一般債権の性質、責任財産概念、執行制度との関係を説明した後で、担保物権を中心に債権担保の制度の解説を行う。担保物権については、対象が不動産か動産か債権かによって実際の機能を異にするので、それぞれ分けて学習する。担保物権の理解に必要な範囲で、保証などの人的担保、債権者代位権・詐害行為取消権などの責任財産保全の制度、相殺、債権譲渡など担保的機能を有する諸制度についても言及を行う。 |
授業の進め方 |
予め配布するレジュメに従い、授業を進める。具体的には以下のとおり。 1.担保とは何か? 2.不動産典型担保(抵当権、不動産質) 3.不動産非典型担保(不動産譲渡担保、仮登記担保、買戻、再売買予約) 4.動産担保(動産質、動産譲渡担保、所有権留保) 5.債権担保(債権質、債権譲渡担保) 6.法定担保(先取特権、留置権) |
教科書・参考書等 |
教科書:特に指定しない(レジュメを配布する) 参考図書:山野目章夫・物権法【第3版】(日本評論社・2005年) |
成績評価の方法・基準 |
試験を行い、平常点を加えて、総合的に評価する。 |
その他(質問・相談方法等) |
山野目章夫教員の講義(8/15〜8/17)と併せて授業を受けないと単位が認定されませんので注意してください。 |
過去の授業評価アンケート |
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