履修条件 |
民法、商法、民事訴訟法を受講済み、または受講中であることが望ましい。 |
授業の目的 |
国際取引、国際家族法の基本法ともいうべき法律の基本構造とその適用事例を学ぶ。 教師(河野)の私見を出すことは極力控え、現在の学界の議論の到達点を平明に叙述することを目指す。 |
授業の概要・計画 |
国際私法の総論、各論のほか、国際民事手続法にも目配りをする。 授業の冒頭に、日付入りの全体計画を配布する。 具体的には、1)カナダのスキーツアー参加中怪我をした、2)ラスベガスでルーレットしたら大負けした、3)留学中に大恋愛して現地でそのまま結婚しようと思っている、といった事例を使いながら、法律問題に入り込んで行きたい。 |
授業の進め方 |
授業の冒頭に配布する予定表に従って進める。 講義を中心としつつ、時折質問をすることもあるので、積極的に質疑に参加いただきたい。 |
教科書・参考書等 |
国際私法判例百選 国際私法資料集(近刊) ほかは追って指示する。 |
成績評価の方法・基準 |
4または5回の小テスト(六法のみ持込可)に4割配点、授業終了後24時間の持ち帰り試験に6割配点をし、総合して採点を行う。 小テストするのは、授業期間中の緊張感を保ち、期末試験の一発勝負を避ける為である。 |
その他(質問・相談方法等) |
|
過去の授業評価アンケート |
|