憲法演習

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
憲法演習
標準年次
3・4
講義題目
憲法関連重要判例の検討
開講学期
通 年
担当教員
大隈 義和
単位数
4単位
教  室
106
科目区分
展開科目
履修条件
単位取得の如何は問わないが、人権論・統治機構論受講の経験があることが望ましい。
なお、3・4年次を対象としているが、私の演習担当は本年度をもって終わるので、3年生の場合この点を了解した上で参加してほしい。
授業の目的
憲法関連主要判例の具体的検討をとおして、人権論および統治機構論で習得した憲法原理等の認識・知見が、実社会ではどのような問題状況として現われ、あるいは実現されつつあるかを知り、憲法原理等の認識を
深める。
授業の概要・計画
授業内容;ゼミ参加者が、各自選択した分担分の憲法関連判例について報告および問題提起(論点指摘)をし、それに基いて全員で検討する。
したがって、どのような判例を取り上げるかについては開講後2〜3回先の分までを決める方法によることとなる。なお、本演習は3・4年次合同で行うこととなるので、当初は3年生は判例や文献の調査、資料作成等について4年生の助力をうけることになると思われる。
以上のほか、時間的に余裕があれば、私があらかじめ提示する課題〔設問)について、数名の参加者が3分間演説(回答)を行い、他のメンバーがこれに質問し演説者が応答するという形式での検討も行いたい。
授業の進め方
前述の概要で示したように、担当者の報告をうけて、参加者全員で判例を検討することとなるので、報告者には文献等の十分な調査が要求され、参加者には積極的な発言が求められる。
教科書・参考書等
教科書としては指定しないが、
主として 『憲法判例百選T・U』(第四版)(有斐閣)所収の判例を
使うことが多い。
なお、このほか、『最高裁 時の判例T(公法編)』や
        判例時報、判例タイムス掲載の判例
        ホームページからの最新判例情報
なども利用されている。
     
成績評価の方法・基準
試験は行わない。成績は、演習という性格上、参加者の一年をとおしての研鑽状況(報告準備・報告内容・討論姿勢など)により判定する。
その他(質問・相談方法等)
過去の授業評価アンケート