履修条件 |
特にないが、政治学や歴史学に興味をもち、意欲のある人を歓迎したい。 |
授業の目的 |
今日、「東アジア共同体」への関心が高まっている。政治・経済・文明・価値観など多様な「北東アジア」において、人間が安全で安心できる平和的な関係を、どのようにすれば構築できるのであろうか。 「北東アジア」(東アジア、東北アジアとの区別については講義でふれる)には、朝鮮半島の分断、北朝鮮問題、中国と台湾の関係などさまざまな問題群が存在する。この地域では、まだ20世紀は終わっていないのだ。その状況形成を歴史的にふりかえり、九州・山口という地域を足場に発展的未来を考察する。 |
授業の概要・計画 |
初回にオリエンテーションを行う。 2回目以降は、報告者を決めて、レジュメをつくり報告のあと、みんなで討論をする。討論には「司会者」を指名し(次回の報告予定者)、司会進行を進める。 |
授業の進め方 |
学部のゼミナールの経験を活かして(27年間担当)、通常のゼミの進め方で行う。テキストをきちんと読めているのか?自分の頭で考えて問題を提出できるか?に重点を置きたい。 内容的には相当厳しいものとなることを覚悟して臨んでもらいたい。 |
教科書・参考書等 |
教科書:相談のうえ選ぶ 参考書:石川捷治・平井一臣編『終わらない20世紀−東アジア政治史 1894〜』法律文化社、2003年 石川捷治・平井一臣編『地域から問う国家・社会・世界− 「九州・沖縄」から何が見えるか』ナカニシヤ出版、2000年
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成績評価の方法・基準 |
無断欠席は認めない。 出席状況、発言回数、報告、レポートを総合的に評価する。 |
その他(質問・相談方法等) |
とくになし。 |
過去の授業評価アンケート |
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