労働法は伝統的に、労働基準法を中心とする「個別法」と、労働組合法を中心とする「集団法」とに分けられてきたが、授業ではその両方をカバーする。後記の教科書を用い、労働者の入社から退職までの時系列に沿って、以下の26項目を順番に取り上げていく。ただし、時間に限りがあるので、項目によって掘り下げたり省略したりして、めりはりをつけざるをえない。
1労働法の見取図 2労働法のアクター 3労働条件の決定システム 4募集・採用 5労働契約の基本原理 6平等原則 7就業規則 8「非典型」雇用・外国人雇用 9労働組合 10団体交渉 11労働協約 12賃金 13労働時間 14休憩・休日・時間外労働 15休暇・休業・休職 16女性・年少者 17安全衛生と労災補償 18配転・出向・人事考課 19労働契約の変更 20紛争としての解雇 21企業秩序と懲戒 22争議行為 23不当労働行為 24労使紛争の解決手段 25労働契約の終了 26再就職と引退
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