民法2(債権各論)

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
民法2(債権各論)
標準年次
3・4
講義題目
債権各論
開講学期
前 期
担当教員
小池 泰
単位数
4単位
教  室
火2=大講/金3=中講
科目区分
基盤科目
履修条件
3年生以上(旧カリ対応なので)
授業の目的
債権各論は、民法の中でもっとも具体性のある分野であり、日常の生活に関わる部分を多く含んでいます。つまり、ある事柄を法的に構成して理解する、という法的思考の訓練にとって、豊富な素材を提供するものといえます。本講義が、法的なテクストから、それでどうなる?という問いに対する答えとなぜそうなる?という問いに対する答えを読み取る練習になればよいと考えています。
授業の概要・計画
債権各論は、債権の発生原因にしたがって、契約法・事務管理法・不当利得法・不法行為法から成り立っています。講義は、まず不法行為法から始めて、契約法・事務管理法・不当利得法の順にあつかうことにします。全26回のうち、最初の10回を不法行為、14回を契約法と事務管理法、2回を不当利得にあてる予定です。
授業の進め方
毎回レジュメを配布してそれに沿って講義をおこないます。
教科書・参考書等
民法が現代語化されたことにともない、現在店頭に並んでいる書物もいずれ改訂版(現代語化対応版)が出るものと思われます。講義はいちおう内田貴「民法U債権各論」に基づいて進めていく予定ですが、改訂版が出る可能性もあるので、最初から用意しておく必要はありません。なお、判例教材としては、民法判例百選U第五版を薦めておきます。
成績評価の方法・基準
成績は定期試験で判定します
その他(質問・相談方法等)
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