履修条件 |
民法、民事訴訟法、倒産法、商法を受講した、または受講中であること。 |
授業の目的 |
国際取引の場面で生じてくる紛争を解決するメカニズムを多角的な観点から学ぶことを目的とします。 具体的には、交渉、仲裁、民事訴訟の3つに分けて学びます。11月には東京で開催される大学対抗交渉・仲裁コンペティションにゼミを挙げて参加します。 |
授業の概要・計画 |
1年間を(1)交渉の方法・ノウハウ・模擬交渉、(2)仲裁の仕組み・模擬仲裁、(3)国際民事訴訟の仕組みと判例研究、の3期に分ける。 4月から9月までに交渉と仲裁を一通り学んだうえで、国際ビジネス紛争模擬事例を用いたコンペティションに参加する。その準備を10月中旬から11月中旬までかけて行う。12月から国際民事訴訟法を集中的に学ぶ。 夏期合宿、その他必要に応じた集中ゼミ、他流試合等を行う。 |
授業の進め方 |
制度の枠組みの学習ー模擬事例をもちいた体験学習、を組み合わせる。他方、判例研究ではじっくりと最新の国際取引関連判例を分析する。 |
教科書・参考書等 |
フィッシャー・ユーリー(金山・浅井訳)ハーバード流交渉術(三笠書房) 国際私法判例百選(有斐閣) 国際私法教材集(近刊・有斐閣) |
成績評価の方法・基準 |
総合的に評価する。 |
その他(質問・相談方法等) |
コンペティションに向けて積極的な取り組みが不可欠であるので、自主的にやる気のある人のみ歓迎! |
過去の授業評価アンケート |
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