履修条件 |
特にありません。 |
授業の目的 |
・英語による政治学の文献を読む能力を養うこと。 ・訳文の作成を通じて日本語の表現力を高めること。 ・テキストの理解に必要な幅の広い視野を身につけること。 |
授業の概要・計画 |
近年、民主政治や経済活動の健全な運営にとって不可欠な基盤を形成する社会関係資本(social capital)の一つとして、「信頼(trust)」の役割が注目されています。本講義では、テキストの講読を通じて、信頼をめぐる様々な問題について考察します。 |
授業の進め方 |
毎回、一定の範囲ごとに担当者を決め、担当者は担当部分の訳文を作成し、授業においてテキストを音読、訳読してもらいます。読解および内容の理解に必要な解説を加えながら、適宜、内容に関する議論を行います。テキストの理解、および活発な議論のためには、担当者以外の参加者も、十分な予習を行っていることが必須の前提となります。 |
教科書・参考書等 |
【教科書】 Onora O’Neil, A Question of Trust, Cambridge University Press, 2002. コピーを配布します。 【参考図書】 授業の中で適宜紹介します。 |
成績評価の方法・基準 |
試験は行いません。出席、予習状況、議論への参加度などを基に総合的に評価します。 |
その他(質問・相談方法等) |
質問はe-mailで随時受け付けます。アドレスは教員紹介のホームページを参照してください。なお、開講日は10月12日(水)です。 |
過去の授業評価アンケート |
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