履修条件 |
履修条件は特に設けないが、受講者には、並行して、民事訴訟法I・IIを受講することを求める。 |
授業の目的 |
民事訴訟法(特に判決手続に力点をおく)上の論点につき、理解を深めることを目的とする。
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授業の概要・計画 |
具体的な計画は、年度始めの授業の際に決する予定であるが、現在のところ、以下のような形で進めていくことを考えている: 全ゼミ参加生を1〜4名ごとにグループ分けし、各回、1グループが、テーマを一つ選んで報告し、その報告に基づいて議論をする。
テーマの選別方法としては、現在のところ、下記の何れかを考えている: @報告グループが任意で、民事訴訟法判例百選第三版から1つ事件を選び、その事件で問題となっている論点につき、判例・学説を整理・紹介し、まとめた上で、全体で議論したい問題(設問)を設定し、発表する。全体の議論は、報告グループの設定した設問を中心に展開することを期待しているが、かならずしもそれに縛られる必要はない。 A報告グループが任意で選んだ民事訴訟法に関する論文(候補は教員のほうで用意する)について、報告(論文を要約した上で、批判・検討を加える。その過程で、論文が扱う論点についても検討を加えることになるかと思われる)をした上で、全体に対して問題提起をする。
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授業の進め方 |
授業概要・授業計画を参照のこと。 報告を30分、議論を60分、と大体考えている。 90分の授業時間では、消化不良になることが多いが、その場合には、ゼミを延長するか、次回に同一テーマを持ち越すこともありうる。
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教科書・参考書等 |
教科書として ・『民事訴訟法判例百選』(第三版) を指定する。
その他参考書として ・高橋宏志『重点講義民事訴訟法』(新版) ・高橋宏志『重点講義民事訴訟法(下)』 ・青山善充編『民事訴訟法の争点』(第三版) ・新堂幸司『新民事訴訟法』(第三版) を紹介する。 |
成績評価の方法・基準 |
平常点による。 |
その他(質問・相談方法等) |
・出席者には、毎回一発言をするように求めます。 ・「ざっくばらんに真剣な討論をしたい」と担当者は思っています。 ・質問等があれば遠慮なく(emailアドレスは@law.kyushu-u.ac.jpの前にhattaを付記したものです)。 ・ゼミ本体の他、ゼミ合宿・ゼミ論文の作成を予定しています。 ・12月22日に、内容を改訂したので、注意をしてください。 |
過去の授業評価アンケート |
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