政治理論入門(政治学史特殊講義)

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
政治理論入門(政治学史特殊講義)
標準年次
2
講義題目
政治理論と政治理論史への道案内
開講学期
後 期
担当教員
関口・木村 正司・俊道
単位数
2単位
教  室
101
科目区分
基盤科目
履修条件
下記の授業目的を達成するためには、毎回の出席と予習・復習が必要不可欠である。
授業の目的
次の2つを獲得目標とする。
(1) 政治学の基礎知識と基礎概念を修得する。
(2) 各テーマに関して登場している幾つかの(相対立することもある)代表的論点を把握し、さらに、修得した基礎概念を応用して、自分なりの代案を考え出す力をつける。
授業の概要・計画
授業回数は13回の予定。初回を除き、各テーマに2回を割り当てて進める。

 (1) 政治哲学はなぜ必要なのか 【関口 10月4日】
 (2) 政治的権威        【大河原 10月11日、10月18日】
 (3) デモクラシー       【木村 10月25日、11月1日】
 (4) 自由と統治の限界     【関口 11月8日、11月15日】
 (5) 正義           【岡崎 11月29日、12月6日】
 (6) フェミニズムと多文化主義 【鏑木 12月13日、 12月20日】
 (7) ネイション、国家、グローバルな正義 【施 1月17日、1月24日】
 定期試験 1月31日

詳細については、講義初回に配布する授業計画表(本来の意味での「シラバス」)に提示する。
授業の進め方
○今年度は教科書を使用し、それに準拠して講義を進める。
●各授業は、事前に教科書を精読しておく等の予習を前提として行なうので、注意すること。
★初回の授業も事前の予習を前提とするので、教科書を早めに入手しておくこと。
○今年度は協力教員が確保できたので、多彩なメンバーによる授業となる。
教科書・参考書等
○使用する教科書は、次の通りである。
  デイヴィッド・ミラー『政治哲学』、岩波書店、2005年刊、1500円
●岩波書店の本は返本できないので、現在のところ、生協に30部だけ注文している。9月下旬までに入荷の予定。品切の場合は、各自で追加注文するなり、市内の書店で入手するなりして、初回の授業の予習に間に合うように準備しておくこと。
○参考図書は、授業開始時に配布する授業計画表に提示する。
●参考図書は、すべてとは言わな いまでも、幾つかのとりわけ興味が持てたものを自分で読むことを強くお勧めする。学習効果に歴然とした差が出る。
成績評価の方法・基準
○政治学の基礎知識と基礎概念を修得するという目標の達成を促進し、その達成度を評価するために、初回を除き、6つのテーマがそれぞれ終了する際に15分程度の時間で小テストを行なう。1回の配点は10点。全6回で60点。
○基本的論点の把握と諸概念の応用力獲得という目標の達成を促進し、その達成度を評価するために、定期試験を行なう。配点は40点。
○小テストと定期試験の結果を総合して成績評価する。
その他(質問・相談方法等)
●授業内容等に関する質問は、授業時間内に受け付けることを原則とする。
○手続等の事務的事柄に関する個別的質問は、授業終了後に受け付ける。
過去の授業評価アンケート