政治動態分析2発展特殊講義

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
政治動態分析2発展特殊講義
標準年次
3・4
講義題目
日米安保と暮らし、自治
開講学期
後 期
担当教員
潮平 芳和 
単位数
2単位
教  室
206
科目区分
展開科目
履修条件
特になし
授業の目的
在日米軍の役割や基地から派生する諸問題を生活者の視点も交えながら検証し、外交・安保政策や基地所在自治体の課題等について理解を深める。
授業の概要・計画
授業の概要
 日米安保政策が地方自治や住民の暮らし、人権にどのような影響を及ぼしているか、在沖米軍基地問題などいわゆる「沖縄問題」を中心に検証する。

授業計画
 以下のテーマを基本に講義および討議する。
10/7 第1回 新しい安全保障と日本の外交、授業の進め方確認
10/14 第2回 日米安保の特質と「米軍再編」
10/21 第3回 安保再定義と失われた沖縄・日本の10年T
10/28 第4回 安保再定義と失われた沖縄・日本の10年U 
11/4 第5回 安保再定義と失われた沖縄・日本の10年V
11/11 第6回 ディベート「在日米軍再編中間報告は是か非か」
11/25 第7回 安保再定義と失われた沖縄・日本の10年W
12/2 第8回 9・11テロの後の世界・日本・沖縄
12/9 第9回 「密約」で成り立つ日米同盟
12/16 第10回 討論 戦後60年・日本、日本人に問われたこと
1/6 第11回 憲法・平和主義・集団的自衛権
1/13 第12回 不平等条約・日米地位協定
1/20 第13回 沖縄が発信する平和・自治の構想
1/27 第14回 日米安保へのオルタナティブ
授業の進め方
 講義および討議方式で行う。お互いの理解を深めるため、授業の中で簡単な感想等のメモを書いてもらうことを考えている。受講希望者の意向者も踏まえ、講義内容を若干再編することもある。
教科書・参考書等
参考図書 大田昌秀著「沖縄の決断」(朝日新聞)、船橋洋一著「同盟漂流」(岩波書店)、琉球新報社「検証『地位協定』日米不平等の源流」(高文研)。購入を義務づけないが、時代背景の理解を助けるので推奨する。必要に応じて資料を配布する。
成績評価の方法・基準
 出題テーマに基づく小論文、授業への参加状況等をふまえ評価する。
その他(質問・相談方法等)
双方向で充実した授業を創りましょう。第1回講義で連絡済みのレポート(3200〜400字)提出は12/16〆切。12/9に指定した論文に関するメモ(1200字程度)も12/16〆切。
過去の授業評価アンケート