消費者の権利と法

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
消費者の権利と法
標準年次
1・2
講義題目
 
開講学期
後 期
担当教員
清水 巌
単位数
2単位
教  室
科目区分
基幹教育科目
履修条件
特になし
授業の目的
1.消費生活に係わる基本的な法制度と権利を理解し、被害を予防し、自ら権利を行使できるようにすること。
2.現代の人類的課題である消費者問題に係わる法制度の生成の社会的背景と基本的内容を理解することを通して、現代社会の法システムの仕組みを理解すること。
授業の概要・計画
(授業の概要)
現代社会における消費者問題の実態を紹介し、その原因と社会的技術的背景を考える。次に、消費者の権利としてどのようなものが認められるべきかを明らかにする。さらに、契約、クレジット、通信販売、インターネット、商品の安全性(欠陥商品と法的責任)などのに関する具体的な法律を見ていく。
(授業の計画)
基本的には次のテーマ順に講義を進める。
1.豊かな社会と消費者問題
2.消費者問題発生の社会的技術的背景
3.消費者の権利
4.消費者基本法
5.契約社会と契約の基本的制度
6.消費者契約法
7.訪問販売とクーリング・オフ制度
8.インターネット取引と電子契約法
9.クレジットと消費者の抗弁権
10.消費者金融と利息の制限
11.商品の安全性と欠陥商品に対する法的責任
12.消費生活センターの役割
授業の進め方
  教科書を基本にしながら、可能であれば(設備があれば)ビデオなどの映像も適宜用いる。
教科書・参考書等
清水 巌『消費者法』
成績評価の方法・基準
期末試験による。
その他(質問・相談方法等)
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