(授業の概要) 現代社会における消費者問題の実態を紹介し、その原因と社会的技術的背景を考える。次に、消費者の権利としてどのようなものが認められるべきかを明らかにする。さらに、契約、クレジット、通信販売、インターネット、商品の安全性(欠陥商品と法的責任)などのに関する具体的な法律を見ていく。 (授業の計画) 基本的には次のテーマ順に講義を進める。 1.豊かな社会と消費者問題 2.消費者問題発生の社会的技術的背景 3.消費者の権利 4.消費者基本法 5.契約社会と契約の基本的制度 6.消費者契約法 7.訪問販売とクーリング・オフ制度 8.インターネット取引と電子契約法 9.クレジットと消費者の抗弁権 10.消費者金融と利息の制限 11.商品の安全性と欠陥商品に対する法的責任 12.消費生活センターの役割 |