現代の政治と法

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
現代の政治と法
標準年次
1・2
講義題目
立法の舞台を見る
開講学期
後 期
担当教員
井原 辰雄
単位数
2単位
教  室
科目区分
基幹教育科目
履修条件
特になし。
授業の目的
 毎年、150から200近くの法律(改正法を含む)が成立しているにもかかわらず、その過程はマスコミ等を通じて断片的にわかる程度である。その中には、我々の日常生活にも大きく影響するものもある。
 本授業では、法案の構想から国会における成立まで、立法の舞台を考察することにより、我が国の政治と法、社会との関係についての認識を深めることを目的とする。
授業の概要・計画
  以下の枠組みで法律のできるまでの基本的な流れを概観する。
 
   1 中央省庁における立案
   2 政府内における調整
   3 政府と与党の関係
   4 政治家と官僚
   5 国会における審議 
  
   その中で具体的な法律(健康保険、介護、年金等)をいくつか取  り上げ、その立法の過程を見ていく。
授業の進め方
 立法をめぐる時々の政治状況等の解説を加えながら、基本的には講義形式で進める。
 身近なテーマを題材とする予定であるので、受講者には、その問題についての考え方を聞くなど、質問、意見の交換の時間を取り入れたい。
教科書・参考書等
 教科書は特に指定しない。

 読売新聞政治部「法律はこうして生まれた ドキュメント立法国家」(中公新書ラクレ)、中島誠「立法学」(法律文化社)などを読むと良い。
成績評価の方法・基準
 試験を実施する。
その他(質問・相談方法等)
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