法の世界(文系基礎)

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
法の世界(文系基礎)
標準年次
1・2
講義題目
法の世界
開講学期
前 期
担当教員
井原 辰雄
単位数
2単位
教  室
六本松
科目区分
基幹教育科目
履修条件
なし
授業の目的
 社会保障法を題材に現代社会において法の果たしている役割について考察します。
 法律の細かな知識を習得することよりも、法律的な考え方により論理的に物事を理解し、説明できるようになることを目的とします。
授業の概要・計画
以下の内容で授業を進めます。受講生はあらかじめ私のHPに掲載のレジュメをダウンロードして持参して下さい。第1回 法の存在形式と機能(第1章〜第3 章)第2回 裁判の機能と法の適用(第8章〜第11章)第3回 法的思考(第12章、第15章)第4回 法の形成(立法過程)第5回 市民法から社会法へ(社会保障法の特徴)第6回 強制と連帯(社会保険の意義)  ・保険料強制徴収の根拠  ・外国人に対する社会保障の適用第7回 家族と社会保障(世帯と個人)  ・世帯単位の意義第8回 世代間扶養(年金保険)  ・年金の給付水準の引き下げ第9回 生存権(生活保護)  ・朝日訴訟  ・補足性の原理第10回 命の平等(医療保障)  ・医療保険一元化  ・混合診療第11回 福祉の契約(社会福祉・介護保険)  ・利用者の権利第12回 労働者と社会保障(労働保険)  ・業務上認定  ・失業認定第13回 まとめ(社会保障における権利と義務)*第1回から第3回のかっこ書きの章番号は、参考図書の「法学入門」の参考となる章を表します。
授業の進め方
教科書・参考書等
参考図書としては、田中成明「法学入門」、2006年、有斐閣
椋野・田中「はじめての社会保障」(第4版)、2006年、有斐閣
成績評価の方法・基準
定期試験を実施します。講義中に質問をし、意見を求め、議論を行いますので、それに対する参加状況を加味します。
その他(質問・相談方法等)
過去の授業評価アンケート