履修条件 |
特にありませんが、事例問題に即して講義を進める予定なので、事前に配布する事例問題を検討して講義に参加していただきたいと思います。 |
授業の目的 |
弁護士業務においては、法律そのものの知識は当然の前提として、依頼者が直面している個々の事案をいかに解決していくか、そのためにどんな作戦をたてて戦うのかが問われます。 本講義では、実務で重要な位置を占める物的担保及び人的担保の講義を行う予定ですが、これらの基本的知識そのものの習得は目的とせず、具体的な事例から、法的な問題点(論点)を抽出し、当事者の立場にたって、どのように事案を解決するかを考えるという、法律構成力を養うことを目的としています。 また、実務家の仕事に興味を感じてもらえるような話題も適宜紹介したいと思います。
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授業の概要・計画 |
本講義では、教科書による授業は行わず、最高裁判例をベースにした事例問題(合計24題を予定)の解説という方式で講義を進めますが、新司法試験受験者(ロースクール生)の受講も想定した内容となっているため、事例問題はかなり複雑な内容になると思います。 集中講義の前半3日間で人的担保(特に保証)にかかる事例問題12題、後半3日間で物的担保(特に抵当権)にかかる事例問題12題の解説する予定であり、また、各事例問題ごとに、学生による答案例を配布する予定です。具体的な授業計画については第1回目の授業で説明します。
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授業の進め方 |
事前に配布する事例問題(合計24題)を、学生の書いた答案例とともに解説し、論点抽出と法律構成の仕方を中心に講義を進めます。 事例問題自体が複雑である上、各論点の説明自体にはそれほど時間をかけずに、必要な範囲でしか触れませんので、初学者の方は予め基本書を勉強してから受講することをお勧めします。
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教科書・参考書等 |
事前に事例問題を配布します。 |
成績評価の方法・基準 |
試験を行う予定ですが、具体的には第1回の授業で説明します。 |
その他(質問・相談方法等) |
【教室(日程)】202(8/23〜8/25,8/30〜9/1) 履修登録等の詳細は後日(6月中旬頃)学内掲示板でお知らせします。 8月23日(水)は10:00から授業を開始しますので注意してください。
●問題送付 講義で取り上げる問題を事前に送付いたしますので、受講者は、世話人:七戸克彦教授(下記アドレス)まで、「大畑敦子『物権法特殊講義』を受講いたしますので、問題の送付をお願いします」とのメールをお送りください。 shichinohe@law.kyushu-u.ac.jp
●答案作成 事前に答案を提出していただく学生の方につきましては、メールにて指定いたします。 |
過去の授業評価アンケート |
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