比較法特殊講義

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
比較法特殊講義
標準年次
3・4
講義題目
民法解釈の方法の比較史私史
開講学期
前 期
担当教員
児玉 寛  
単位数
2単位
教  室
大会(8/8-11)
科目区分
展開科目
履修条件
 
授業の目的
 
授業の概要・計画
講義のテーマは、「民法解釈の方法の比較法史的検討」です。法学入門の講義などでは、法解釈の方法として、拡大解釈・縮小解釈・類推適用・反対推論・目的論的縮減など様々な手法が提示されます。講義では、それらの解釈手法が、ヨーロッパの法律学の歴史のなかで生まれてきた過程を概観したうえで、わが国の最高裁判例を素材にして、それらの解釈手法がどのように用いられているかを検討します。
講義は、7月上旬に配布する講義資料(A4版・150枚程度)にそくして進めます。講義資料では、各判例について10問程度の質問を掲げており、それらに対する回答を準備して出席することが、受講の要件です。参考文献として、広中俊雄『民法解釈方法に関する十二講』(有斐閣)を挙げておきますが、これにそくして進めるわけではありません。
成績評価は、前記の質問についての質疑応答をもとにして行います。別途試験は行いませんが、「集中講義は楽勝」という安易な気分で受講しても、前記の要件を充たしていなければ、単位認定はありえません。
なお、民法財産法全般に関する基礎知識が受講の前提となります。とくに、政治専攻の方や他学部の方は、この点に充分留意してください。
授業の進め方
 
教科書・参考書等
 
成績評価の方法・基準
 
その他(質問・相談方法等)
【教室(日程)】箱崎キャンパス法学部大会議室(8/8〜8/11)
履修登録等の詳細は後日(6月中旬頃)学内掲示板でお知らせします。
講義資料を学生第三係で配布していますので、受講者は授業前までに必ず取りに来てください。
過去の授業評価アンケート