比較法特殊講義(タイ法)

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
比較法特殊講義(タイ法)
標準年次
3・4
講義題目
タイ法
開講学期
前 期
担当教員
西澤 希久男  
単位数
2単位
教  室
102(9/12-15)
科目区分
展開科目
履修条件
特になし。
授業の目的
 タイの法律を学ぶことにより、タイについてより深く理解するとともに、日本法を相対化して考えられるようになることを目的とする。
授業の概要・計画
 タイ法は、これまで日本ではあまり研究・教育されてこなかったが、比較法の対象として重要な意味を持っていると考えられる。それは、不平等条約改正のための法典編纂といった、日本と同様の経験を有するとともに、日本法をモデル法として法典編纂の際に参照し、大きな影響を受けているからである。タイ法の歴史や現在の状況を見ることは、日本法を見直し、考え直すことに、一つの視点を与えるものと思われる。
 そこで、本講義では、タイの司法制度を概観した後、日本法との比較を通じて、タイ民法の問題を考察していきたい。
授業の進め方
 講義形式で進める。
教科書・参考書等
参考図書:
安田信之『東南アジア法』日本評論社(2000年)
香川孝三『政尾藤吉伝』信山社(2002年)
田坂敏雄・西澤希久男『バンコク土地所有史序説』日本評論社(2003年)
綾部恒雄・石井米雄編『もっと知りたいタイ』(第2版)弘文堂(1995年)
成績評価の方法・基準
筆記試験により評価する。
その他(質問・相談方法等)
【教室(日程)】102(9/12〜9/15)
履修登録等の詳細は後日(6月中旬頃)学内掲示板でお知らせします。
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