履修条件 |
@毎回真面目に出席すること、Aレジュメ作成などに手を抜かないことが受講条件です。 |
授業の目的 |
法政基礎演習Tは、4年間、法学部で法学や政治学を学ぶのに必要な下記三つのことを学ぶことを目的にしています。
(1)発表のやり方について学ぶこと いわゆる「プレゼンテーション」と呼ばれる大学での発表のやり方を学びます。 発表の際に利用する資料の作り方も含みます。
(2)議論のやり方について学ぶこと いわゆる「ディスカッション」と呼ばれる、大学での議論のやり方を学びます。 的確に質問し、質問に応答できるようになること、さらに議論を手際よく進める ための司会のやり方も含みます。
(3)レポートのつくり方について学ぶこと 大学では、高校までに経験しなかった量の、しかも多くのレポートを課題として 書かせられます。その準備として文章で自分の主張を表現するための技術を学び ます。
こうした法政基礎演習Tの目的に加え、本演習では、次の2点も重視しています。
(1)多様なものの見方、社会科学的思考を身につけること
(2)古典的名著と呼ばれる作品を熟読することで、干からびてしまったしまったかに思える「古い表皮」をはがし、内側に隠された「みずみずしい果実」(=問題意識や思想)に触れること です。
やる気のある方の参加をお待ちしています。 |
授業の概要・計画 |
3回目以降のゼミでは以下の3冊を順次輪読します。 @苅谷剛彦『知的複眼思考法』講談社(講談社プラスアルファ文庫)、2002年。 A内野正幸『民主制の欠点』日本評論社、2005年。 Bハミルトン=ジェイ=マディソン『ザ・フェデラリスト』岩波書店(岩波文庫)、1999年。
毎回ゼミ員すべてにレジュメを作成してもらいます。 各本を読み終えるごとに、レポート(3000字以上)の提出を求めます。 |
授業の進め方 |
1回目と2回目はオリエンテーションです。 1回目は、私の方から演習の趣旨説明を行った後、自己紹介(本演習を選択した理由も含む)、報告の分担決めをしてもらいます。 2回目は、報告準備のための参考文献の調べ方、ヒアリングの仕方、レジュメの書き方、プレゼンテーションのやり方などについてのガイダンスを行います。
3回目以降は、報告担当者にレジュメ報告してもらい、それを受けてみんなで議論をします。
各本を読み終えるごとに、レポート(3000字以上)の提出を求めます。 |
教科書・参考書等 |
@苅谷剛彦『知的複眼思考法』講談社(講談社プラスアルファ文庫)、2002年。 A内野正幸『民主制の欠点』日本評論社、2005年。 Bハミルトン=ジェイ=マディソン『ザ・フェデラリスト』岩波書店(岩波文庫)、1999年。
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成績評価の方法・基準 |
平素のゼミにおける状況(無断欠席した場合、以降のゼミ出席は認めず、単位認定もしません)+レポートで評価します。 |
その他(質問・相談方法等) |
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過去の授業評価アンケート |
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