履修条件 |
「条件」といったものは特にありませんが、 ・民事訴訟に関心を持っていること、 ・演習に積極的に参加する意思のあること、 を希望します。
また、3年生(及び民事訴訟法を受講していない4年生)は、並行して、講義の民事訴訟法T・Uを受講して下さい。 |
授業の目的 |
判例を手がかりに問題の所在を追及すること、または、論文を深く読み解くことを通じ、民事訴訟法における重要な論点についての理解を深める他、「民事訴訟法的」な物の考え方を身に着けることを目的とします。 |
授業の概要・計画 |
あくまで予定ですが、下記の要領で進めていきたいと考えています。
参加者を3ないし5のグループに分けます(グループ数、グループ内人数は、演習全体の参加者数に依存します)。授業の各回毎に、一グループに報告をしてもらい、その報告を踏まえて、皆で討論をします(報告担当グループには討論の司会もしてもらいます)。 報告・討論の素材としては、民事訴訟法に関する判例または論文を使用します(各回一判例ないし一論文)。つまり、一つの判例または論文について、一グループに報告をしてもらい、その報告に基づき、全体で議論をしてもらう、という形で、授業を進めたいと思っています。 各回の素材とする判例は、判例百選から、論文は、担当教員が指定した範囲から、各報告担当グループに、選んでもらいます。 当然といえば当然ですが、各授業は、演習参加者全員が、指定された論文を読んできていることを前提として行います(論文は、コピーをして配布します)。 |
授業の進め方 |
授業概要・授業計画欄に書いたことのほか、特に追加することは思い当たりません。 |
教科書・参考書等 |
教科書は指定しません。 参考図書として、さしあたり、 ・高橋宏志『重点講義民事訴訟法』(上)(下) ・青山善充ほか『民事訴訟法の争点』(第3版) ・伊藤眞ほか『民事訴訟法判例百選』(第3版) を紹介します。 |
成績評価の方法・基準 |
成績評価は、毎回の演習への参加姿勢と、各自が報告担当になった回の報告内容の評価によって行います。 |
その他(質問・相談方法等) |
・ゼミ本体のほか、ゼミ合宿・ゼミ論文を予定しています。
・忌憚なく、ざっくばらんに、かつ、真剣な討論をしたいと思っています。謙虚に、楽しく、かつ深く、学んでいければ幸いです。
・質問等は、遠慮なくどうぞ。E-mailアドレスは、hattaのあとに@law.kyushu-u.ac.jpを付記したものです。
・本年度は、火曜4限に開講されていますが、来年度は、火曜4限もしくは木曜5限に開講する予定です。どちらにするかは早急に確定します。
・来年度の開講日・時限にもよりますが、ゼミを延長する可能性もあります。予めご了承ください。 |
過去の授業評価アンケート |
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