履修条件 |
(注意)この科目は「越年科目」です。来年度前期まで履修したうえで、合計4単位の認定が行われます。 |
授業の目的 |
(1)近代立憲主義のねらい、近代法の基本発想、 (2)近代立憲主義憲法の特徴=「法の支配」と権力分立 (3)日本国憲法における「近代立憲主義」と、「現代立憲主義」 (4)日本国憲法における「法の支配」と権力分立 (5)日本国憲法における基本的統治構造 |
授業の概要・計画 |
日本国憲法は、ある部分(相当部分)は近代立憲主義憲法の典型に属しながらも、別の部分は「現代立憲主義」に彩られている。この区別は、「リベラリズム/マスデモクラシー」の違いも反映しているようだ。 本講義は、立憲主義の話題からはじめて、「リベラリズム/デモモクラシー」、「法の支配/法治主義」、権力分立、代表制、政党等、憲法典には明記されていない事柄と概念を探求していく。 しかる後に、日本国憲法における統治構造を振り返る。そうすれば、日本国憲法における典型部分と、非典型部分とは、どれであり、なにゆえであるか、判明するだろう。 |
授業の進め方 |
教科書に沿って話を進めていきます。 事前に印刷物を配布しますので、それに目と通して、教科書を再度みれば、「次回の講義においては、これこれのテーマが論じられる」と予測がつきます。事前に、教科書の該当部分を複数回読んで、出席してください。 |
教科書・参考書等 |
教科書は、阪本昌成『憲法1 国政クラシック[第2版]』(有信堂、2004)です。参考書のたぐいは、第一回の講義においていくつか紹介しますが、赤坂=渋谷『憲法2 統治 [第2版]』(有斐閣)が分かり易くて、お薦めです。全国的には、芦部信喜・高橋補訂『憲法』(岩波)がよく読まれています。 |
成績評価の方法・基準 |
事前のノーティス(告知)なしの、択一試験を複数回実施します。そのウエイトは、約40%です。 期末においては筆記試験を実施し、このウエイトが約60%です。 |
その他(質問・相談方法等) |
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過去の授業評価アンケート |
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