政治理論入門(政治学史特殊講義)

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
政治理論入門(政治学史特殊講義)
標準年次
2
講義題目
政治理論と政治理論史への道案内
開講学期
後 期
担当教員
関口・木村 (関口正司・木村俊道)
単位数
2単位
教  室
101
科目区分
基盤科目
履修条件
下記の授業目的を達成するためには、毎回の出席と予習・復習が必要不可欠である。
授業の目的
次の2つを獲得目標とする。
(1) 政治学史上の古典的著作を読解し、テクストにおける意図や言説の交錯を読み解く力を獲得する。
(2) 第一級の古典を徹底的に読むことにより、政治的思考・政治学的思考の基本型について理解を獲得する。
授業の概要・計画
前半:マキアヴェリ『君主論』を読む。
後半:ロック『統治二論』を読む。
授業の進め方
テクストと、授業に際して配布する資料にもとづいて、テクストを註解する。必要に応じて、出席者にテクストの一部について音読を求めることがある。

予習しないで授業に出席しても、読解力はつかない。まず、自分で読んでみることが不可欠。
教科書・参考書等
マキアヴェリ『君主論』池田廉訳、
  中央公論新社(中公クラシックス)
  定価1260円、生協価格1134円
*中公文庫版(新訳)もあるが、かえって読みにくくなっている
   ので、上記の中公クラッシックス版を入手すること。
ロック『市民政府論』鵜飼信成訳、岩波書店(岩波文庫)
   定価693円、生協価格623円
★授業が始まる1週間前までに必ず★、少なくとも『君主論』は入手し、最初の数章は読んでおくこと。望ましいのは、『君主論』の全部を読んでおくことである。
成績評価の方法・基準
定期試験により、成績評価を行なう。定期試験により評価する。採点基準等の詳細については、講義初回に配付する講義計画表に示す。
その他(質問・相談方法等)
最終授業時あるいは定期試験の際に、学生による授業評価を実施する。
過去の授業評価アンケート  2005年度後期