履修条件 |
特にありません。 |
授業の目的 |
近時、一層その内容を豊富にしつつある「医事法」領域の諸論点等につき、民法的観点からアプローチします。 具体的には、「医療行為の実践において、【患者−医療従事者関係】を規律する法規範の総体」を視野に入れながらも、契約法・不法行為法・親族法など、民法学の観点を中心として、医療問題につき多角的な検討を試みることを目的とします。本授業を「民法特殊講義」として開講する所以です。 授業参加者には、予め一定の学習をお願いしたうえ、いわゆる「双方向的授業」を実践する計画です。 |
授業の概要・計画 |
上記「授業の目的」に示すとおり、民法的観点から「医事法」領域にかかる数多くの論点等を検討します。 具体的には、全体を、 T:医療の枠組み(医療制度)と法 U:<患者−医療従事者>関係 V:医療過誤 [Medical Malpractice] W:医事法の最前線 の4部構成としつつ、毎回の講義を、具体的な論点ごとの、完結的なかたちで進めます。 授業参加者には、毎回、予め一定の学習をお願いしたうえ、いわゆる「双方向的授業」を実践する計画です。 |
授業の進め方 |
上記「授業の目的」および「授業概要」に示すとおり、民法的観点から「医事法」領域にかかる数多くの論点等を検討します。 毎回の講義用に、事前にレジメ等を配布します。 授業参加者には、予め一定の予習作業等をお願いします。 講義にあっては、参加者が主体的に発言する機会等を設けて、いわゆる「双方向的授業」を実践する予定です。 |
教科書・参考書等 |
追って指示します。 |
成績評価の方法・基準 |
不断の学習・考究の継続こそ重要です。 したがって、毎回の講義における授業参加者各人の学習報告等のほか、提出を願うレポート等により、評価させていただく予定です。 |
その他(質問・相談方法等) |
「安心で信頼できる医療」の実践につき、法(法学)は、いかなる寄与や貢献等ができるのでしょうか。また、どのようなかたちで、できるのでしょうか。 本授業を通じ、この課題に挑戦したいと考えます。 |
過去の授業評価アンケート |
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