分権型社会論(西日本新聞社寄附講座)

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
分権型社会論(西日本新聞社寄附講座)
標準年次
2・3・4
講義題目
分権型社会論
開講学期
後 期
担当教員
溝越・前田 ※出水 明・隆夫 ※薫
単位数
2単位
教  室
305
科目区分
展開科目
履修条件
地方分権やジャーナリズムに関心のある方、歓迎します。
ゼミと講義の融合型の授業です。ですから、受講希望者が多数の場合は、25名を目標に受講制限をおこないます。
授業の目的
 地方分権改革や道州制導入など「国と地方のかたち」を変える動きが広がる中で、中央主導型の行政組織見直しなどの分権改革にとどまらず、九州で暮らす地域住民の視点に立って分権型社会のあり方を探ります。いわば、九州の現場から考える分権型社会論です。
授業の概要・計画
 地方分権改革をめぐるさまざまなテーマを取り上げます。九州を取材拠点・販売エリアとする西日本新聞社の寄附講座なので、九州各地に張り巡らした緻密なネットワークを生かし、急激な高齢化と過疎化の進展で地域崩壊の危機に直面した中山間地域、中心部商店街の空洞化が進む地方都市など、九州各地の実態を踏まえた地域再生策を考えます。
授業の進め方
 中山間地域の農山村、財政破たんの恐れがある地方都市など複数のテーマを設定し、テーマごとの地域再生の道を探ります。新聞で取り上げた特集や連載記事、ブックレットなどを教材に授業を進め、現地を取材した新聞記者を招いて実態に即した分権型社会像を掘り下げます。現場に出向いてのフィールドワークも検討しています。
教科書・参考書等
新聞記事やブックレットなどを活用します。
成績評価の方法・基準
出席とレポートなどを総合して成績を評価します。
その他(質問・相談方法等)
過去の授業評価アンケート