履修条件 |
特にありません。 |
授業の目的 |
基本権の歴史的な展開および意義を捉えた後、その法力・限界(公共の福祉との関連性、司法審査のあり方)について、分析する。 判例をよく知ることも、重要な目的である。 |
授業の概要・計画 |
(1)基本権の歴史と意義、 (2)基本権の体系、 (3)基本権の享有主体、 (4)基本権の効力(法的統制力)、 (5)基本権の限界と公共の福祉、 (6)平等原則、 (7)包括的基本権(幸福追求権)、 (8)精神的自由権−−思想良心の自由、信教の自由、表現の自由、学問の自由 (9)経済的自由権−−職業選択の自由、財産権、 (10)社会権 |
授業の進め方 |
パワーポントを使用する。そのプリントアウトを事前に配布するので、その配付資料とスクリーンを見ながら、阪本の話すことを聴いて欲しい。ときに、重要な項目または用語に関しては、配付資料を用意する。 各回の授業にき、事前の準備と、事後の復習を実行すること。 |
教科書・参考書等 |
教科書=阪本昌成『憲法2 基本権クラシック〔第二版〕』(有信堂、2002)。 参考図書=『憲法判例百選T〔第5版〕』(有斐閣、3月刊行予定)。 |
成績評価の方法・基準 |
予告なしの「択一試験」を、4,5回実施する。総回答数が20〜25となろう。一問につき、2点。 期末には、筆記試験を実施し、択一試験の点数と合計して、成績評価する。 |
その他(質問・相談方法等) |
質問を歓迎します。講義終了後、私を捕まえてもよし、TAに質問してもらってもよし。 オフィス・アワーを設定するので、その時間帯も利用してください。 講義を聴くことだけで「基本権論」が理解できる、と考えてはなりません。不明な箇所は、書籍をひもとき、裁判例を検索し熟読することが必要です。 |
過去の授業評価アンケート |
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