履修条件 |
この科目は、平成17年度以前に入学した方(つまり四年生以上)しか履修できません。18年度以降に入学した方(三年生)で日本国憲法の単位が必要な方は、六本松地区で開講される文系コア科目の「日本国憲法」を履修してください。これまでと取扱いが違うので、特に、ご注意ください。大学院生は、受講できます。 |
授業の目的 |
日本国憲法の基本的な内容を知る |
授業の概要・計画 |
第1回 オリエンテーション(自己紹介、現在に日本社会における憲法の現状、憲法学とは、授業の狙い・目標、授業計画、教科書、成績評価、勉強の仕方) 第2回 総論@(憲法と立憲主義、日本憲法史) 第3回 総論A(国民主権と天皇制、平和主義) 第4回 基本的人権@(基本的人権の原理と限界) 第5回 基本的人権A(幸福追求権、法の下の平等、思想・良心の自由、信教の自由、学問の自由) 第6回 基本的人権B(表現の自由) 第7回 基本的人権C(経済的自由権、人身の自由) 第8回 基本的人権D(国務請求・参政権と社会権) 第9回 統治機構@(国会・条約) 第10回 統治機構A(内閣・財政) 第11回 統治機構B(裁判所・司法制度を含む) 第12回 憲法保障@(違憲立法審査) 第13回 憲法保障A(抵抗権、国家緊急権、憲法改正)
ただし、臨時の休講などにより回数が減るなどして授業計画に変更が生じる可能性がある。 |
授業の進め方 |
講義形式。 |
教科書・参考書等 |
芦部信喜(著)・高橋和之(補訂)『憲法(第四版)』岩波書店、2007年 |
成績評価の方法・基準 |
定期試験による。試験問題のスタイルは、これまで教員が担当してきた全学・日本国憲法の定期試験と基本的には変わらない。 定期試験は、2月3日(火)1限目、中講義室にて行う(持ち込み不可)。 |
その他(質問・相談方法等) |
わずか13回程度で、法学部の憲法1・2に当たる内容をみていくため、ごく概略的な話だけで終わることになる。それゆえ、法学部生には物足りない講義かもしれない。 |
過去の授業評価アンケート |
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